リニア体験乗車が10月で当面休止へ。改良型試験車投入で

最後のチャンス

JR東海は、これまで行ってきた山梨リニア実験センターでのリニア体験乗車について、2019年10月の実施後、当面休止する方針を発表しました。改良型試験車の投入にともない、準備や走行試験に専念するためです。

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10月15、16日に実施

JR東海は、2019年10月に、今年3回目となる「超電導リニア体験乗車」を実施します。

開催日は2019年10月15日(火)、10月16日(水)の2日間のみ。開催場所は山梨県都留市の山梨実験センター。各日10時15分、11時15分、13時15分、14時15分、15時15分、16時15分の6便。各便75区画、150座席を用意します。

募集は1区画(2座席)単位、1回の募集につき最大2区画、日時は第3希望まで申し込めます。体験料金は1区画(2座席)4,320円/2区画(4座席)8,640円です。

申し込みはJR東海ホームページから。募集期間は2019年7月25日(木)10時~9月3日(火)23時59分まで。先着順ではなく抽選制です。当選通知は、2019年9月10日(火)~25日(水)にメールにて行います。

中央リニア

昼前後を避けて!

JR東海では、2020年春をメドに、リニアの改良型試験車の導入を予定しています。先頭車両1両と中間車両1両を製作し、現行のL0系車両と組み合わせて試験を実施します。

JR東海は、改良試験車の投入後しばらくは走行試験に専念するため、リニア体験乗車を休止する予定です。そのため、2019年10月が、当面の体験乗車の最後のチャンスとなります。また、現編成での体験乗車も、10月が最後になるとみられます。

過去の体験乗車においては、昼前後の便に申し込みが集中する傾向があるそうで、JR東海では、他の時間帯での申し込みを推奨しています。

ファミリーの場合、東京から子連れで日帰りするとなると、どうしても11時~14時くらいの乗車にしたくなりますが、時間の都合の付く方は、第1便や最終便を狙うのもよさそうです。(鎌倉淳)

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