新幹線の「格安チケット」まとめ。お得度の高い「割引きっぷ」を集めてみた!【2016年最新版】

新幹線にはJRからさまざまな割引きっぷが設定されています。金券ショップでは「格安チケット」として回数券のばら売りが販売されたりもしています。こうした格安チケットのうち、割引率が高くお得なものをまとめてご紹介してみましょう。

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スーパー早特きっぷ

新幹線で割引きっぷが豊富なのが、山陽新幹線の新大阪・新神戸~小倉・博多間。飛行機との競合が激しい区間のため、JR西日本が、割引率の高いお得なきっぷを出しています。そのなかでもお得で使い勝手がいいのが、「スーパー早特きっぷ」。新大阪・新神戸~小倉・博多、熊本、鹿児島中央、長崎などの区間に設定されています。

新大阪~博多間の割引率は約33%。「のぞみ」にも乗れてこの割引率は特筆に値します。インターネット予約限定で、14日前までに購入しなければなりません。

こだま早特往復きっぷ

新大阪~博多間で最も安いのは、「こだま早特往復きっぷ」。割引率は約49%です。「こだま」にしか乗れず、14日前までの発売で、往復でしか販売しない、という制約の多いチケットですが、この割引率は魅力です。

東海道新幹線

東京往復スーパー早特きっぷ

山陽エリア~東京も新幹線と飛行機の競合が激しい区間。この区間を代表する割引きっぷが、「東京往復スーパー早特きっぷ」です。岡山、広島、新山口~東京・新横浜などの区間に設定されていて、広島~東京間の割引率は約20%に達します。

21日前~14日前に購入しなければなりませんが、窓口で発売されていて買いやすいですし、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」に乗れるチケットとしては割引率は高いです。ただ、山陽エリア発しか設定がなく、東京・横浜発では購入できないのが難点。

九州ネット早特7

九州新幹線は、高速バスとの競合が激しい博多~熊本間で格安チケットが豊富。なかでも使いやすいのが「九州ネット早特7」。博多~熊本間の割引率がなんと約50%。「つばめ号」にしか乗れない「つばめ限定! 九州ネット早特7」なら、約54%の割引率になります。

インターネット限定きっぷで、7日前が購入期限です。JRが直接販売している新幹線チケットで、誰でも買えるものとしては、これが最大の割引率のようです。

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お先にトクだ値

JR東日本が運営する東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線で販売されているインターネット専用チケットが「お先にトクだ値」。割引率は列車によって異なりますが、「やまびこ」や「とき」「あさま」で最大約35%割引、「はやぶさ」で最大約25%割引です。

2016年3月26日開業の北海道新幹線にも設定されます。北海道新幹線では最大40%割引です。

北海道お先にネットきっぷ

えきねっとの「お先にトクだ値」のJR北海道版、とでもいうべき存在。北海道新幹線の新青森~新函館北斗間で、最大40%の割引率が設定されています。

新幹線Wきっぷ

JR東日本の地方駅間で設定されている2枚セットの割引きっぷ。高速バスと競合する新潟エリアの割引率がとくに高く、長岡~新潟間で約30%割引。利用当日に駅の窓口で購入できるきっぷとしては、高い割引率です。

ぷらっとこだまエコノミープラン

東海道新幹線には、格安チケットと呼べるものは少ないです。「IC早特」などもありますが、有料会員のみが利用できるものなので、ここでは省略。

誰でも買える格安チケットとして有名なのは、「ぷらっとこだまエコノミープラン」。JR東海ツアーズという旅行会社の商品ですが、東京~新大阪の割引率は約27%で、東海道新幹線としては出色の割引率です。

新幹線回数券の割引率は?

金券ショップで新幹線の「格安チケット」としてよく販売されているのが新幹線回数券のばら売りです。割引率は区間によって異なりますが、定価ベースで東京~新大阪の「のぞみ」が約5%引、東京~仙台の「はやぶさ」が約4%引きです。

新幹線回数券の割引率はそれほど高くありませんし、金券ショップで販売されるときは、さらにマージンが上乗せされるので、実際には2-3%程度の割引になることが多いようです。

新幹線の格安チケットについて詳しくは、下記もご覧ください。
 →「新幹線旅行研究所・新幹線の格安チケット

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