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ジェットスターが過去最高益。2025年6月期決算、最終損益は赤字に

搭乗者数は横ばい

ジェットスター・ジャパン株式会社は、2025年6月期決算を発表しました。営業収入、営業利益とも過去最高となりましたが、営業外費用が大きく、最終損益は赤字になりました。

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営業収入749億円

ジェットスター・ジャパン株式会社が発表した2025年6月期決算は、営業収入749億4,000万円で、前年比41億6,800万円増。営業利益は15億7,800万円で、前年の13億3,000万の赤字から、黒字転換しました。営業収入、営業利益とも、過去最高です。

一方で、急激な為替変動や機材計画の変更にともなう費用を営業外項目として計上。その影響で、最終損益は15億4,300万円の純損失(赤字)となりました。前年は5億700万円の純利益でしたので、最終赤字に転落したことになります。

当期の総搭乗者数(有償ベース)は、561.0万人で、前年の566.2万人から5.2万減のほぼ横ばい。年間平均搭乗率は87.8%と過去最高を記録しました(前年は 86.4%)。定時運航率は76.8%で、前年の 81.1%から4.3ポイントを落としています。

ジェットスター

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国際線で提供座席増

ジェットスター・ジャパンは、現在、国内15都市・海外3都市に就航し、国内線18路線・国際線4路線を運航しています。

国際線においては、関西=台北路線、成田=マニラ路線をそれぞれ 1 日1往復から2往復に増便したほか、エアバスA321LRを国際線に投入することで提供座席数を増やし、旺盛なインバウンド需要に対応しています。

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