JALがボーイング737MAXを導入。2026年就航へ

ボーイング787-800を置き換え

JALがボーイング737MAXを導入します。現行のボーイング737-800型機を置き換えます。

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21機の購入契約

JALが、ボーイング最新鋭機737MAXシリーズの737-8型機を導入すると発表しました。21機の購入契約をボーイング社と締結し、現行の737-800型機を置き換えます。

ボーイング737MAXシリーズには、大きく分けて、737-7、737-8、737-9、737-10の4種のラインナップがあります。そのなかでも、737-8は標準型ともいえる機材です。

JALボーイング787MAX
画像:JALプレスリリース

全長39.52m、全幅35.9m、座席数162~178席は、現行737-800とほぼ同じ。燃費がよく経済性に優れていて、航続距離は6,570kmと、737-800に比べ約15%長くなります。

737-800にかわり、JALの中型機として、国内線や国際線の近距離路線で活躍しそうです。

JALボーイング787MAX
画像:JALプレスリリース
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18年ぶりのボーイング新機種導入

ボーイング737MAXを導入するのは、国内航空会社ではANA、スカイマークに次ぐ3社目です。JALがボーイングの新モデルを発注するのは18年ぶりで、2026年の運航開始を目指します。

JALボーイング787MAX
画像:JALプレスリリース

JALの現行737-800は2007年初就航で、現在は43機が就航しています。737-8は21機の導入なので、現有737-800の半分に相当します。残る機材の更新は未定です。

JALはボーイング777を置き換えとして、エアバスA350型機を導入しています。このため、小型機でエアバスA320neoも導入候補でしたが、最終的にはボーイング機の同系機種を選択しました。運航開始が楽しみです。(鎌倉淳)

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