JR北海道が、25歳以下を対象にしたフリーきっぷを販売します。LCC利用者を対象にしたフリーきっぷ「ひがし北海道フリーパス」「きた北海道フリーパス」に、若年割引版を加えるものです。
新千歳空港駅限定発売
「ひがし北海道フリーパス」「きた北海道フリーパス」は、道東・道北エリアのJR北海道路線が乗り降り自由となるフリーきっぷです。発売対象は格安航空会社LCCのバニラエアまたはPeachの利用者限定。当日の搭乗券を新千歳空港駅で提示すれば購入できます。新千歳空港駅以外での発売は一切ありません。
価格と有効期間は「ひがし北海道フリーパス」が15,500円で5日間有効、「きた北海道フリーパス」が12,500円で4日間有効です。当面の発売期間は2018年3月31日までです。
フリーエリアは、「ひがし北海道フリーパス」が新千歳空港~札幌と、小樽~網走、南千歳~根室に囲まれたエリア。「きた北海道フリーパス」が、新千歳空港~札幌と、小樽~稚内、留萌~富良野にかけての一帯です。
若年版は2,500~3,500円割引
JR北海道では、これら2つのフリーきっぷについて、2017年10月1日~11月30日の期間限定で、「ひがし北海道フリーパスU25」(12,000円)と、「きた北海道フリーパスU25」(10,000円)を販売します。通常版より2,500~3,500円を割り引きました。
「U25」を購入できるのは12歳以上25歳以下の若者だけ。購入時には公的年齢証明書が必要です。
両フリーパスの売上げは、2017年度だけで「ひがし北海道フリーパス」が約670枚、「きた北海道フリーパス」が約360枚となっています。とくに「ひがし北海道フリーパス」が好調で、前年度比200%増とヒットしています。
「U25版」の投入で、さらなる売り伸ばしを期待したいところです。