「ローカル路線バスVSローカル鉄道 乗り継ぎ対決旅」の第21弾が放送されました。太川陽介率いるバスチームと、村井美樹率いる鉄道チームが、秋田県から青森県で競う企画です。勝敗を分析してみました。
以下はネタバレ100%です。また、記事公開後に加筆・修正することがあります。あらかじめご了承ください。(文中敬称略)
大館能代空港~青森フェリーターミナル
「ローカル路線バスVSローカル鉄道 乗り継ぎ対決旅」は、ローカル路線バスを乗り継ぐチームと、ローカル鉄道を乗り継ぐチームが対決するテレビ番組です。
2024年9月25日に放送された第21弾では、「ルイルイ」こと太川陽介率いるバスチームと、「鬼軍曹」こと村井美樹率いる鉄道チームが、秋田県北秋田市の大館能代空港から、青森県青森市の青森フェリーターミナルまで乗り継ぎ対決しました。
途中のチェックポイントは、大館駅(大館市)、呑み喰い蔵座敷 川丁(弘前市)、ホテルグランメール山海荘(鰺ヶ沢町)、十三湖(五所川原市)の4箇所です。
バスチームのメンバーは、太川陽介、土屋アンナ、浅利陽介。鉄道チームのメンバーは村井美樹、高橋みなみ、ノッチ(デンジャラス)です。
バスチームが使っていいのはローカル路線バスのみ。鉄道チームが使っていいのはローカル鉄道のみです。ただし、両者とも15,000円までタクシーが利用できます。さらに、チェックポイントに先着すると1,000円のボーナスがもらえるというルールも設定されていて、うち1か所の川丁は3,000円とされました。
ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅 秋田・青森縦断SP
【出演】太川陽介、土屋アンナ、浅利陽介、村井美樹、高橋みなみ、ノッチ(デンジャラス)
【放送日】2024年9月25日(水) 18時25分~22時04分(テレビ東京系列、見逃し配信あり)
バスチームの実際ルート
まずは、ルイルイ率いるバスチームが実際に旅したルートをおさらいしてみましょう。時刻表上の定刻をわかる範囲で確認しました。番組ではっきり示されなかった時刻は筆者による推定で、距離はGoogleマップにより測定しています。☆は獲得したチェックポイント、★は獲得できなかったチェックポイントです。
▽バス1日目
大館能代空港11:30→徒歩3.6km→12:05鷹巣舟場→徒歩2km→12:33鷹巣駅前13:51→14:54大館駅(★)15:37→16:08矢立ハイツ→タクシー8.1km、3,190円→16:46道の駅いかりがせき17:05→17:55弘前バスターミナル→徒歩1.1km→18:02川丁(☆3,000円)19:35→徒歩0.5km→文化センター前19:38→20:35天長園前→徒歩1.5km→つがる地球村
※タクシー代14,810円残
▽バス2日目
地球村06:52→徒歩2.5km→森田駅通り07:30→07:52坂本→徒歩0.5km→08:10山海荘(★)→徒歩5.8km→ドライブイン汐風10:35→徒歩5.1km→鰺ヶ沢駅前11:10→11:52イオンモールつがる柏12:15→13:17十三(★)/住宅前14:51→16:03五所川原駅前→タクシー32.3km→17:20青森フェリーターミナル
第4チェックポイントのミッションを終え、バスで五所川原駅まで出たところで、一気にタクシーを使い、青森フェリーターミナルにゴールしました。ゴール時刻は17時20分ごろのようです。最後のタクシー代が明示されませんでしたが、概算で12,000円程度とみられます。
※配信先で下記の地図が崩れる場合は、こちらをご覧ください。
※Googleマップは概略です。番組の実際ルートとは異なります。(以下同)
鉄道チームの実際ルート
つぎに、鬼軍曹率いる鉄道チームが実際に旅したルートをおさらいしてみましょう。時刻表上の定刻を示しています。番組ではっきり示されなかった時刻は筆者による推定で、距離はGoogle Mapにより測定しています。
▽鉄道1日目
大館空港11:30→徒歩2.8km→12:10縄文小ヶ田駅12:14→12:20鷹巣駅/鷹ノ巣駅13:15→13:33大館駅(☆1,000円)13:48→徒歩1.8km→セブンイレブン大館大田面→タクシー6.1km、2,470円→大館・小坂鉄道レールバイク15:25→タクシー5.1km、1,970円→15:35ニトリ大館店→徒歩2.7km→16:32大館駅17:07→17:49弘前駅→徒歩1.7km→18:04川丁(★)20:27→徒歩1.7km→弘前駅21:14→22:29鰺ヶ沢駅→徒歩1.2km→22:50ホテルグランメール山海荘(☆1,000円)
タクシー代12,560円残
▽鉄道2日目
山海荘08:00→徒歩1.8km→海の駅わんど→徒歩1.1km→10:08鰺ヶ沢駅10:31→10:59五所川原駅/津軽五所川原駅12:00→12:45津軽中里駅→タクシー19.2km、5,530円→13:10十三湖(☆1,000円)14:03→タクシー16.8km、4,540円+徒歩2.4km、計19.2km→14:51津軽中里駅14:53→15:31津軽五所川原駅→徒歩5km→ENEOS七ツ館付近16:30→タクシー8km、3,490円→徒歩2km→17:15大釈迦駅17:18→17:33新青森駅→徒歩3.2km→18:10ごろ青森フェリーターミナル
最終局面では、津軽中里駅と大釈迦駅で列車にギリギリ間に合い、17時33分に新青森駅に到着しました。しかし、すでにタクシー代はなかったため、歩いて青森フェリーターミナルへ。結局、ゴール時刻は18時10分ごろになったようで、バスチームの黄塵を拝しました。
バスチームは6連敗を免れ、1年半ぶりの勝利となりました。
バスチームの検証
では、両チームのルートを検証してみましょう。最初はバスチームです。
バスチームは、大館能代空港をスタート後、空港バスが14時ごろまで来ないことを知り、歩いて鷹ノ巣駅に向かいます。途中でバス停を見つけるものの、ロケ当日の日曜日は運休。結局、鷹ノ巣駅まで歩き通してしまいました。
合計5km以上を歩いて鷹ノ巣駅に着いたのは12時半ごろ。13時51分発のバスに乗り、大館駅に15時ごろに到着しました。
空港でバスを待っていたら
大館能代空港からのスタートで、歩かずに済んだり、歩く距離を減らす方法はなかったのでしょうか。調べてみましたが、鷹巣発着のバスは日曜日はあまり走っておらず、大館能代空港から鷹ノ巣駅へ向かうのであれば、歩くほかありませんでした。
ただ、大館駅を目指すのであれば、大館能代空港発の空港バスの次便を待つ選択もあったでしょう。待っていたらどうなっていたでしょうか。
▽1日目
大館能代空港13:55→14:48大館駅
実際ルートのバスの定刻(14時54分)より6分早く到着できます。つまり、鷹ノ巣駅まで歩いても、空港で3時間以上バスを待っても、結果はほとんど同じでした。
つまり、空港から駅までの5kmを歩く必要はなかった、ということになります。もちろんこれは結果論で、現実には、スタートから3時間も待つことは、演者として選択できないでしょう。
他に大館へバスで抜けるルートはありません。したがって、バスチームの大館駅到着時刻が15時ごろになるのは避けられず、第1チェックポイントをバスチームが獲得することは難しい設定になっていました。
矢立ハイツ行きに乗り遅れていたら
実際ルートに戻ります。バスチームは鷹巣駅前13時51分発のバスに乗車し、14時54分に大館駅着。チェックポイントは先着されていて、バスチームは「残りもの」の秋田犬に関するミッションに挑戦します。これを30分足らずで終わらせ、大館駅15時37分発の矢立ハイツ行き最終バスに飛び乗りました。
仮に乗り遅れていたらどうなっていたでしょうか。最終バスが行ってしまったので、大館駅からタクシーで碇ヶ関を目指すほかありません。
▽1日目
大館駅16:00→タクシー25.6km、10,000円→道の駅いかりがせき17:05→17:55弘前バスターミナル(以下実際ルート)
大館駅から碇ヶ関まで、タクシー代を約1万円投じるほかなさそうです。道の駅いかりがせきからの最終バスには間に合うでしょうから、その後は実際ルートに収斂します。しかし、3,190円で済んだはずのタクシー代が約10,000円かかることになるので、約7,000円のマイナスです。
このマイナスは、当然2日目に響きます。具体的には、ここでタクシー代を7,000円も余分に使うと、最終局面で五所川原から青森までタクシーを使うことができなくなります。
実際ルートに即してみると、2日目は以下のようになります。
▽2日目
(十三湖方面)→16:03五所川原駅前16:15→17:20上古川17:32→17:43新田→徒歩0.7km→17:55青森フェリーターミナル
青森港のゴールは18時ごろになりそうです。ただ、最終局面のバスの接続は絶妙で、時刻表通りに進めれば、鉄道チームのゴール時刻18時10分より早く、勝利は変わりません。
バスチームがレールバイクだったら
もう一つの仮定として、ここでレールバイクがミッションだったらどうなっていたでしょうか。鉄道チームが秋田犬ミッションを選んでいたら、あり得たことです。
小坂方面へは路線バスがありますが、時刻は16時発です。レールバイク最寄りの清風荘前停留所までは22分かかります。
▽1日目
大館駅前16:00→16:22清風荘前
しかし、15時に大館駅前に到着して16時までバスを待つのは考えづらく、タクシーを用いることになるでしょう。その場合、以下のようになります。
▽1日目
大館駅15:00→タクシー7.6km、3,100円→15:20レールバイク16:00→徒歩すぐ→清風荘前16:03→16:26大館駅前→タクシー25.6km、10,000円→道の駅いかりがせき17:05→17:55弘前バスターミナル(以下実際ルート)
レールバイクからの帰路には、清風荘前16時03分発のバスがあります。しかし、それで大館駅前に到着しても、弘前・碇ヶ関方面へのバスはありません。したがって、道の駅いかりがせきまで約25kmをタクシーで移動することになります。
清風荘前16時03分のバスに間に合わない場合は、レールバイクから道の駅いかりがせきまで、直接タクシーで移動することになるでしょう。その場合の距離は約28kmで、タクシー代は概算で10,900円です。
いずれにしろ、レールバイク往復と碇ヶ関までで、合計1万3000~4000円のタクシー代を使うことになってしまいます。実際には3,190円でしたので、手持ちのタクシー代が約1万円少なくなります。そのため、先述と同様に、最終局面のショートカットが使えなくなります。
ただし、実際ルートに即してみれば、それ以上の影響はなく、バスチームの勝利は変わりません。
碇ヶ関からのバスに乗り遅れたら
もう一つ気になるのは、道の駅いかりがせき17時05分発のバスに乗り遅れたらどうなるか、という点でしょう。秋田犬ミッションの場合、このバスに乗り遅れる可能性は低いですが、レールバイクの場合は、乗り遅れる可能性がありました。
仮に乗り遅れた場合、大館市内から碇ヶ関までのタクシー代が約1万円、さらに弘前市内までタクシーに乗ると8,000円程度がかかります。手持ちのタクシー代では足らないため、不足分は歩かなければなりません。
第2チェックポイントの川丁のラストオーダー時刻は22時30分。歩いてなんとか間に合ったとして、1日目は弘前泊となります。その場合、2日目は以下のようにして鰺ヶ沢に向かえれば、午前9時頃に第3チェックポイントに挑戦できます。
▽2日目
弘前バスターミナル06:00→06:30浪岡06:40→06:49大釈迦北口07:16→07:44つがる総合病院08:03→08:55鰺ヶ沢駅前
この乗り継ぎを実現できれば、実際ルートに追いつける可能性があります。ただ、この乗り継ぎは難しく、実際には、弘前で鰺ヶ沢行きのバスを待たざるを得なくなるかも知れません。
▽2日目
弘前バスターミナル10:45→12:10鰺ヶ沢駅前
こうなるとバスチームに勝ち目はなくなり、途中でタイムアップとなっていたでしょう。
まとめると、道の駅いかりがせき17時05分に乗り遅れた場合、バスチームは相当厳しい局面に立たされていました。ただ、レールバイクのミッションは40~50分で確実に終わる内容でしたので、終了後、ただちにタクシーで碇ヶ関へ向かえば間に合います。
つまり、第2チェックポイントのミッションがレールバイクだったとしても、基本的には、弘前行き最終バスに乗り遅れないような設定になっていたといえるでしょう。
ほぼ満額で2日目に
実際ルートに戻ります。バスチームは矢立ハイツからタクシーで道の駅いかりがせきに至り、バスに乗り継いで弘前市内に到達しました。ここで第3チェックポイントのボーナス3,000円も獲得。タクシー代を最小限に抑えたうえに、大きなボーナスも得たわけです。
さらに、天長園前行きの最終バスにも間に合い、終点で下車。近くの地球村に宿泊しました。この時点のタクシー代は14,810円。経済的に余裕があるので、1日目にタクシーを使って鰺ヶ沢まで行ってもよかったのですが、タクシー代を温存します。
タクシー代温存策は2日目も続き、早朝に森田駅通りまで歩き、五所川原からのバスを捕まえて鰺ヶ沢に至ります。鰺ヶ沢では先着ボーナスを得られなかったものの、14,810円を保持して第3チェックポイントに到着しました。スタート時点が15,000円でしたので、ほぼ満額を残しています。
鰺ヶ沢往復でバスは使えなかったか
第3チェックポイントのミッションでは、バスチームは、ドライブイン汐風まで、約10kmも往復しなければなりませんでした。驚くことに、メンバーの土屋と浅利は、ここでもタクシーを使わず、徒歩(というか駆け足)で乗り切りました。
ただ、この場面についていえば、鰺ヶ沢~ドライブインの一部にはバスが走っています。たとえば、次のように乗り継ぐこともできました。
▽2日目
山海荘→徒歩1.2km→鰺ヶ沢駅前09:32→09:41鰺ヶ沢中学校前→徒歩0.8km→ドライブイン汐風→徒歩2.8km→小夜入口10:53→10:59鰺ヶ沢駅前11:10→(五所川原方面)
ドライブイン汐風の開店時刻が10時ならば、鰺ヶ沢駅前を09時32分に出るバスに乗れば、チェックポイントの近くまで行けます。帰路も、小夜入口10時53分のバスに乗れば、鰺ヶ沢駅前に11時前に着けます。
ですので、この区間は、地図を持参し、コミュニティバスの時刻をきちんと調べれば、バスチームにとってはそれほど歩かずにすむ形になっていました。その点で、地図を持たなかった浅利は負荷の大きな代償を支払ったともいえます。
とにもかくにも、この区間でタクシーを使わなかったことは大きく、豊富な資金を残したことで、最終的な大ショートカットに繋がりました。
最後のショートカットをしなかったら
実際ルートに戻ります。最終局面、バスチームは五所川原からの大ショートカットで一気に青森フェリーターミナルに至りました。
この区間をバスで乗り継いでいたら、どうなっていたでしょうか。先に少し触れましたが、以下のようになります。
▽2日目
(十三湖方面)→16:03五所川原駅前16:15→17:20上古川17:32→17:43新田→徒歩0.7km→17:50青森フェリーターミナル
バスが定時運行ならば、五所川原駅での接続は良好で、すぐに青森方面行きのバスに乗り継げます。青森駅手前の上古川という停留所で乗り継げば、17時43分に新田という停留所に到着。ここから青森フェリーターミナルまでは700mほどなので、17時50分ごろにゴールできていたことになります。
バスチームのゴールが18時10分ごろなので、仮にタクシーを使わなくても、バスチームが勝利できていました。
とはいえ、五所川原駅到着時点で、バスチームの手元には、タクシー代が14,810円も残っていました。それだけあれば、30km以上タクシーに乗れます。こんな多額のタクシー代を余らせてゴールするわけにもいかないので、ルイルイは使い切る判断をしたのでしょう。結果として、バスチームは17時すぎにゴールに到達し、圧勝となりました。
バスチームの勝因
バスチームは、今回、タクシー代の温存に成功し、最終局面の大ショートカットで圧勝劇を演じました。
タクシー代保持の最大のポイントとなったのは大館駅で、秋田犬ミッションを短時間で終わらせたことでタクシー代を1万円浮かせました。次のポイントは第2チェックポイントの川丁で、3,000円を獲得したうえに、相手に渡さなかったことで動きを封じました。最後のポイントが鰺ヶ沢往復で、往復10kmの往復でタクシー代を使わずに済ませました。この3つが合わさって、圧勝につながったといえそうです。
ただ、最終局面でタクシーを使わなくても勝利できていたので、そんなに多額のタクシー代を残す必要がなかった、ともいえます。そう考えると、基本的には、全体的にミスなく乗り継いだことが勝因ともいえるでしょう。
たとえば、以下のような乗り継ぎであっても、バスチームが勝利していました。
▽バス1日目
大館能代空港11:30→徒歩3.6km→鷹巣駅前13:51→14:54大館駅(★)15:37→16:08矢立ハイツ→タクシー8.1km、3,190円→道の駅いかりがせき17:05→17:55弘前バスターミナル→徒歩1.1km→川丁(☆)→徒歩0.5km→文化センター前19:38→20:35天長園前→徒歩1.5km→つがる地球村
▽2日目
地球村06:52→徒歩2.5km→森田駅通り07:30→07:52坂本→徒歩0.5km→08:10山海荘(★)→徒歩1.2km→鰺ヶ沢駅前09:32→09:41鰺ヶ沢中学校前→徒歩0.8km→ドライブイン汐風→徒歩2.8km→小夜入口10:53→10:59鰺ヶ沢駅前11:10→11:52イオンモールつがる柏12:15→13:17十三(★)/住宅前14:51→16:03五所川原駅前16:15→17:20上古川17:32→17:43新田→徒歩0.7km→17:50青森フェリーターミナル
この場合、タクシーは矢立ハイツから道の駅いかりがせきまでの約8km、3,190円だけで済みます。それでも18時までにゴールできます。ミッションを手早く終えて、理想の乗り継ぎを実現したことが、バスチームの勝因といえそうです。
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バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅」第21弾 秋田~青森を分析する【2】
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【本書の内容構成】
序章 鉄道未来年表 2025~2050
1章 人口減少時代の鉄道の未来
2章 東京圏の鉄道の未来
3章 大阪圏の鉄道の未来
4章 新幹線と並行在来線の未来
5章 地方鉄道の未来
6章 車両ときっぷの未来
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