「秋の乗り放題パス」まもなくスタート。今年はどこへ行こう?

3連休も使える!

「秋の乗り放題パス」の2023年の利用期間がまもなくスタートします。10月7~22日の16日間。今年はどこへ行きましょうか。

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「秋の青春18きっぷ」

「秋の乗り放題パス」は、日本全国のJR線で、快速・普通列車が3日間乗り放題になるきっぷです。特急列車乗車不可などの基本ルールは青春18きっぷと同じで、いわば「秋の青春18きっぷ」ともいえる存在です。

別途料金を払えば、普通車指定席やグリーン車自由席は利用可能です。新幹線、特急やグリーン車指定席には乗車できません。

青春18きっぷとの違いは、3日間連続で利用しなければならない点、複数人の利用ができない点、こども用の設定がある点、自動改札機が使える点です。

秋の乗り放題パス2023年
画像:JR東日本プレスリリース
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北陸がラストチャンス

2023年の「秋の乗り放題パス」は、10月7日からの三連休に、利用期間がスタートします。

今年の注目は、やはり北陸方面でしょうか。2024年3月に北陸新幹線が敦賀まで延伸開業する予定で、それにともなって、JR北陸本線敦賀~金沢間が第三セクターに移管されます。したがって、JR線として敦賀~金沢間に乗車できるのはあと半年となります。

移管後に特例ができるかは不明ですが、「秋の乗り放題パス」を使って特例なしで乗るには、今シーズンがラストチャンスです。

北陸方面では、氷見線・城端線も、第三セクターへの移管が議論されています。これらの路線が移管された場合、富山駅からの特例もなくなります。いまのうちに、北陸を楽しみたいところでしょう。

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芸備線も注目

芸備線も注目でしょうか。備中神代~備後庄原間について、JR西日本から「再構築協議会」の設置要請が出されたため、今後数年以内に、大きな転機を迎えることになります。

議論に入る前に、新見から広島まで乗り通してみるのもいいでしょう。備後落合で接続する木次線と合わせて、ローカル線を味わいに行くのも楽しそうです。

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紅葉前線を求めて北海道へ

秋の紅葉を楽しむなら、北海道でしょう。紅葉前線が少しずつ南下中です。

本州から北海道へは、「秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券」を使います。

北海道新幹線の奥津軽いまべつ~木古内間と、道南いさりび鉄道の木古内~五稜郭間を連続した行程で片道1回のみ乗車できます。

道南いさりび鉄道線内の途中下車は不可。北海道新幹線奥津軽いまべつ駅への在来線の乗換駅はJR津軽線津軽二股駅です。津軽線蟹田~津軽二股間はバス代行中ですが、「秋の乗り放題パス」で乗車可能です。

価格はおとな2,490円、こども1,240円です。有効期間は1日です。

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東京から稚内も乗り継げる

ただ、オプション券を使った津軽海峡横断の乗り継ぎが、いいとはいえません。津軽線の蟹田以北が代行バスになっていることもあり、有効期間1日で乗り継げるのは1往復半しかありません。

【北海道新幹線オプション券乗り継ぎパターン】
青森06:16→06:58蟹田07:07→07:37津軽二股/奥津軽いまべつ08:12→08:46木古内09:13→10:13函館
青森15:31→16:08蟹田16:20→16:50津軽二股/奥津軽いまべつ17:01→17:35木古内19:15→20:16函館
函館13:36→14:36木古内15:01→15:35奥津軽いまべつ/津軽二股18:13→18:47蟹田19:03→19:38青森

接続がいいのは青森06時16分発の乗り継ぎで、これを使えば、同日中に札幌まで到着可能です。さらにいえば、東京から稚内まで、ちょうど3日間で乗り継ぐこともできます。

【秋の乗り放題パス・東京→稚内】
東京04:45→22:18青森06:16→20:42札幌05:54→19:49稚内

函館山線を経由する、自然あふれるルートです。なかなかハードな乗り継ぎですが、「秋」ならではの季節の移り変わりを楽しめそう。我こそは、と思う方は是非。

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「秋の乗り放題パス」期間と価格

2023年の「秋の乗り放題パス」の発売期間、利用期間、価格などは以下の通りです。

■発売期間
9月16日(土)~10月20日(金)

■利用期間
10月7日(土)~22日(日)

■有効期間
連続する3日間

■価格
おとな7,850円、こども3,920円

■発売箇所
全国のJRの主な駅、JRの旅行センターおよび主な旅行会社

(鎌倉淳)

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