北海道旭川市で、新たな大型スノーリゾート「カムイリゾート」の計画が動き出しました。道北最大級のスキー場「カムイスキーリンクス」に隣接します。パウダースノーで知られ、交通利便性も高く、これから大きく発展する可能性もありそうです。
スキー場隣接の大型リゾート
カムイスキーリンクスは、旭川市が設置し、民間企業が運営する公設民営のスキー場です。道北最大規模の165ヘクタールに、26のコースと6つのゴンドラ・リフトを有します。
北海道の内陸部に位置するため、とりわけ雪質が良く、パウダースノーで知られています。
近隣に宿泊施設が乏しく、団体客やインバウンドも少ない「ローカルスキー場」ですが、その隣接地に新たな大型リゾートを建設する計画が始動しました。

ホテル、アパートなどを建設
計画の名称は「カムイリゾート」。開発を担うのは、プロスキーヤーの三浦豪太氏が代表取締役を務める北海道グローバルで、このほど、旭川市に開発許可を申請しました。
同社のウェブサイトによると、開発するのは、スキー場のゴンドラに隣接する30.7ヘクタール(30万7000平方メートル)。このエリアに、ホテル、アパートメント、温泉、アンチエイジング施設、レストラン、ショップなどを建設します。
ホテルは100室と48室の2棟を整備する予定です。アパートは3棟です。さらに、宅地・ヴィラ用地として、150区画も供給します。すでに、一部の宅地は販売が開始されているようです。
下記画像の真ん中下の左の建物群が、リゾート予定地です。スキー場は既設です。

初心者コースに隣接
リゾート開発エリア(ヴィレッジ)は、スキー場の「ネクストステップ」という初心者コースに接しています。そのため、ヴィレッジ全体から、スキーイン・スキーアウトが可能になります。
今後、カムイリゾートが発展していくのであれば、もっとも利便性の高いエリアとなるため、投資家の注目も高そうです。
事業は2期に分けておこなわれ、1期は2028年、2期は2031年の完成を目指します。完成すれば、2,000~3,000人規模の滞在人口を抱える「リゾートヴィレッジ」が、旭川市内に出現することになります。

アクセス良好
カムイリゾートは、旭川駅からは約21km、クルマで30分です。深川駅からは約16kmで20分、最寄りの納内駅からなら、約9km、12分程度です。
旭川駅、深川駅は函館線の特急停車駅です。札幌駅までは旭川駅から1時間25分、深川駅から1時間5分で、直通列車が毎時1~2本発着します。また、旭川空港からは約40kmで1時間ほどです。
道内第二の都市・旭川市内に位置するだけでも利便性は高いですが、札幌市内や空港からの公共交通アクセスも良好です。北海道の他の大型スノーリゾートと比較して、遠方から訪れやすく、生活しやすいのが魅力でしょう。
良好な雪質と高い利便性を兼ね備えた立地だけに、道北エリアの人気スキーリゾートに成長する可能性は高そうです。(鎌倉淳)





















