東急田園都市線が、2014年6月21日にダイヤ改正を行います。それによると、日中ダイヤで1時間あたり2本の純増。日中時間帯に準急が登場し、渋谷発着の各駅停車が運転されます。
ダイヤ改正の目玉は、日中時間帯の準急の登場です。平日渋谷発着10時~17時台、休日同9時~17時台において、上り下り2本を増発し、準急として運行します。また、今回の改正から、準急は終日南町田に停車します。
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1時間あたり2本の増発
1時間あたりの運転本数を比較すると、改正前急行4本、各駅停車8本だったのが、改正後は、急行4本、準急2本、各駅停車8本となります。1時間あたり12本から14本に2本の増発です。
また、日中時間帯に、渋谷始発(終着)の各駅停車が2本設定されます。準急は半蔵門線に直通するので、半蔵門線内の本数を変えないために、各駅停車が2本渋谷で折り返す、というわけです。これも、10時~17時台の設定です。
このほか、ラッシュ時間帯(渋谷発7時30分~9時30分)の下り急行10本を全て準急に変更します。
早朝、深夜時間帯にも増発があります。鷺沼5時53分発渋谷行き各駅停車と、長津田6時47分発急行南栗橋行きです。深夜時間帯には、中央林間発24時11分発の鷺沼行き(鷺沼着24時36分)が設定されます。
全体的には、6月というタイミングのわりには、大規模なダイヤ改正になりそうです。内容的にはラッシュ時間帯以外の強化が目に付きます。田園都市線は日中や早朝、深夜でも混雑していることも多いので、その対応となったといえるでしょう。
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