タイの格安航空会社LCCのタイ・エアアジアXが、2014年7月をめどに日本の成田と関空に乗り入れると発表しました。バンコク側の発着地はドンムアン空港で、7月から成田空港に週7往復、関西空港に週5往復就航します。
バンコクと成田、関西を結ぶLCCの直行便は初めて。日本全体でもジェットスターの福岡~バンコク線に次ぐものです。また、ドンムアン空港に日本からの直行便が運行されるのは、スワンナプーム空港が開港した2006年以来約8年ぶりです。
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15~20%安い運賃
運賃は検討中で、従来の航空会社よりも15~20%以上安くする方針とのこと。人気が出れば、成田、関西だけでなく、新千歳など他の都市へも乗り入れも検討するそうです。
タイ・エアアジアXは、マレーシアのエアアジアXが49%出資したLCCです。6月からの韓国便が初めての路線となります。同日会見したナダ・ブラナシリ最高経営責任者(CEO)は中国路線も開設予定と明かしました。初年度売上高は10億バーツ(約31億円)を見込むということです。
バンコクは、日本人バックパッカーに馴染み深い都市ですが、これまで格安航空会社LCCはありませんでした。ようやく2014年6月に福岡~バンコク線がジェットスター・アジアによって初めて開設されます。そして、7月のタイ・エアアジアXによる成田、関西線開設で、東阪福からバンコクへのLCC路線が一気に揃うことになります。
写真:タイエアアジアX
気になる運航ダイヤ(時刻表)ですが、成田線は、バンコク発が深夜で、成田発が午前になるようです。また、関西線は、バンコク発が夕方で、関西発が深夜にになる模様。成田、関西~バンコク線の時刻表の詳細発表は5月になる見通しです。そのときには、バーゲンが行われるのも確実なので、お見逃しなく!
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