白馬八方尾根スキー場に、パウダーエリアが新設されます。また、看板コースの「リーゼンスラローム」には新型降雪機が投入されます。
名称は「おむすび」
白馬八方尾根スキー場は、日本を代表するスキー場の一つ。運営する八方尾根開発と白馬観光開発は、2018-2019年シーズンに、パウダーエリアの新設と降雪機の投入を明らかにしました。
新設するパウダーエリアの名称は「OMUSUBI(おむすび)」。白馬八方尾根スキー場の中腹、スカイラインコースからパノラマコースにかけて設定されます。これまでは立入禁止区域とされていたエリアですが、事前にパトロールにより雪崩の発生を抑制する取り組みを行うことで、超上級者向けの非圧雪エリアとして開放します。
ゲート開放時のみ滑走可能
下記は、2018-2019年のゲレンデマップです。中腹の黒い斜線部分が「おむすび」エリアです。
これを見ると、「おむすび」エリアへは、スカイライン第2ペアリフト降り場付近からアプローチできそうです。特別指定区域に指定され、上部のゲートが解放されている場合のみ滑走が可能です。
スキー場側は「パトロールの取り組みは雪崩発生の可能性を排除するものではないため、滑走時はご注意ください」とも警告。雪質やエリアのコンディションにより、当日のパトロールのコンディションチェックの結果、エリアクローズとなる場合もあるということです。
「リーゼンスラローム」は12月15日滑走可能に
白馬八方尾根の看板コースである「リーゼンスラロームコース」(全長約3,000m、標高差約800m)には、新型降雪機が投入されます。
投入される降雪機は、最大降水量が毎分630LのSnow Maker社製ファンタイプ13台、スティックタイプ2台の合計15台です。これらの投入により、シーズン初めの降雪不足が解消でき、12月15日からリーゼンコースが全面滑走可能になる予定です。
12月下旬の連休に、確実にリーゼンスラロームを滑れるようになるわけで、安心して予定を立てられそうです。(鎌倉淳)