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近畿の新駅

近畿地方の新駅や新駅設置計画をまとめました。ある程度設置が具体化してきた新駅を中心に、位置や開業予定時期をご紹介します。

JR大和路線「奈良・郡山間新駅」

JR大和路線(関西本線)奈良-郡山間(奈良市)。同区間を高架化し、途中の八条地区(大安寺近く)に新駅を作ります。周辺では奈良市の副都心と位置づける「八条地区プロジェクト」が計画され、新駅はその玄関口となります。

場所は済生会奈良病院の近くです。開業予定は2024年度です。正式駅名は未定。

画像:奈良市「八条・大安寺周辺地区まちづくり基本構想」

JR山陽本線「姫路・英賀保間新駅」

画像:JR西日本

山陽本線姫路-英賀保間(姫路市)。同区間にはスポーツ・文化施設が集まる手柄山中央公園があり、市が公園の再整備計画を進めるなかで、設置をJRに働き掛けてきました。同公園の再整備計画案では、ひめじ手柄山遊園がある北西部エリアを2025年度までに整備する目標を掲げており、駅も計画に合わせて開業できるよう、JR西日本に要望しています。

これを受け、JR西日本は2021年1月14日に、駅設置を正式表明。姫路駅から1.8km、英賀保駅から2.8kmの兵庫県姫路市西延末に、相対式ホーム2面2線の駅を設置すると明らかにしました。ホームは12両対応で、旅客上家は6両対応です。橋上駅舎で、エレベーター2基(各ホーム1基)を備えます。

開業予定は2026年春。正式駅名は未定ですが、「手柄山公園」などの名称が有力でしょう。

画像:姫路市ウェブサイト

大阪メトロ「森之宮新駅」

画像:大阪メトロ

JRメトロ中央線の森之宮検車場内に新駅を設置します。あわせて、森ノ宮~森之宮検車場間の側線を営業線として旅客化します。

場所は森之宮検車場の北端付近です。開業予定は2028年春です。正式駅名は未定。

画像:大阪メトロ

JR京都線「島本・高槻間新駅」

JR京都線(東海道本線)島本-高槻間(高槻市)。島本-高槻駅間は約5.3km離れており、京都~大阪間では駅間距離が最も長く、両駅の中間点付近、萩之庄1丁目周辺に新駅を検討しています。イオン高槻店の北200m付近です。2019年4月以降、高槻市とJRによる勉強会を開催し、新駅設置の可能性を検討しています。市は、道路整備や公共施設の配置などまちづくりについても調査を進めています。開業予定、駅名などは未定です。

画像:高槻市ウェブサイト

阪急神戸線「武庫川新駅」

阪急神戸線武庫之荘-西宮北口間。武庫之荘駅から約1.6km、西宮北口駅から約1.7kmの、武庫川橋梁上に新駅を設置する計画です。武庫川橋梁は2004年に架け替えられましたが、複線の旧橋梁の両側に単線橋梁を配置したため、上下線の間に広い空間があります。新駅はこの空間を活用し、2面2線のホームを設置します。

改札口は武庫川の両岸に設けられます。どちらの改札も、歩行者と自転車によるアクセスを基本としていて、駅前広場や周辺道路の整備は当面おこないません。

2021年9月に、兵庫県、尼崎市、西宮市、阪急電鉄の4者で構成する「武庫川周辺阪急新駅に関する検討会」が、事業の具体化に向けて連携した取組みを進めることで合意しました。

2022年11月に、4者が基本合意書に署名し、設置が事実上決まりました。開業目標は2032年です。

画像:高槻市ウェブサイト

JR嵯峨野線「梅小路京都西駅」(開業済)


画像:JR西日本プレスリリース

JR嵯峨野線(山陰本線)京都-丹波口間(奈良市)。位置は七条通との交点上で、改札口は七条通南側に設置されます。梅小路公園や京都鉄道博物館に隣接し、それらの施設への玄関口としての役割を担います。相対式ホーム2面。2018年7月20日に、正式駅名が「梅小路京都西駅」と発表されました。2019年3月16日に開業。

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