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那覇空港に完成した全国初のLCC専用ターミナルはアクセスに難あり。不便なので搭乗時は早めに空港に着かないと!

那覇空港に、全国で初めての格安航空会社LCC専用のターミナルが完成し、2012年10月18日から利用が開始されました。

この格安航空会社専用のターミナルは、那覇空港の旅客ターミナルに隣接する全日空の貨物ターミナル内に、同社が総工費およそ4億円をかけて整備を進めてきました。面積は上屋内3082平方メートル、上屋外837平方メートル。10月18日から全日空系LCCのピーチ・アビエーションとエアアジア・ジャパンの2社が利用します。

LCC専用ターミナルは、貨物の保管などを行う建物を改装したもので、平屋建てのシンプルな構造。手荷物運搬のベルトコンベアはなく、受託手荷物の扱い手作業で行います。建物の目前にスポット(駐機場)があるため、乗客は待合室から飛行機までは徒歩で移動します。搭乗にはボーディングブリッジもバスも利用しないですみ、設備投資もランニングコストも抑えています。

画像:全日本空輸

ターミナルに入ると、チェックインカウンターや物販エリアがあります。カウンター数はピーチ航空もエアアジアも4つで、自動チェックイン機はピーチ航空が4台、エアアジアは2台。レンタカー会社4社のカウンターも用意されています。

保安検査場を通ると、待合室(約200席)と売店があります。待合室には、他の国内空港にある大型モニターなどはありません。かわりに無料の無線LANやスマートフォン向け映像ダウンロードサービスが用意されています。物販エリアの売店は今の頃寂しいですが、今後は店舗を増やしていくとのことです。

利用者にとって問題があるとすれば、LCCターミナルへのアクセスです。LCCターミナルは制限エリアにあるため、自家用車や徒歩での移動はできませんし、バスやタクシーといった公共交通機関すら乗り入れできません。ターミナルへアクセスできるのは、那覇空港国内線ターミナルからのシャトルバスと、レンタカー会社4社の送迎バスのみとなっています。シャトルバスは10分間隔で運行し、所要時間は約5分です。

また、那覇市内のDFSで購入した免税品も受け取ることができませんので、要注意です。つまり、ピーチ航空やエアアジアの利用者は、沖縄県外に出る時に免税品を購入できません。

このターミナルはジェットスター・ジャパンは使用しません。もともとANAの施設を活用したターミナルというのが一番の理由と思われますが、上述したようにアクセスに難があるのも一因でしょう。はっきり書けば、不便です。ゆいレールで着いてすぐにターミナル!という利便性はありません。

ということで、良いことばかりではない那覇空港のLCCターミナル。とくに、搭乗時はくれぐれもお早めに空港に着きましょう。ゆいレールの那覇空港駅からLCCターミナルまでは、最大で20分程度かかることをお忘れないように!