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エアアジア・ジャパンの成田/ソウル線は片道6980円~。「ソウル往復1万円台」時代の賢いLCCの使い方

エアアジア・ジャパンが東京(成田)-ソウル(仁川)線の就航を正式発表。時刻と運賃も発表しました。

それによりますと、通常運賃は燃油サーチャージ込みで片道6,980円~です。このほかに支払手数料が200円と、受託手荷物があるなら999円(15kgまで)がかかります。総計で片道8179円、往復16,358円が事実上の最低運賃といっていいでしょう。受託手荷物のない人もいるでしょうが、海外旅行なので、荷物ありを基本にしておきます。このほか、空港使用料などがかかりますが、それはどの会社も平等にかかる賦課なので、ここでは触れません。

エアアジア・ジャパンの機体(写真:共同通信)

大手航空会社の場合、たとえばANAでは、最低運賃で燃油サーチャージ込み往復36,000円です(エコ割3)。となると、エアアジアの運賃は大手航空会社の半額以下、ということになります。差額は約2万円。これだけの差があれば、エアアジア・ジャパンが有利でしょう。

とはいえ、2万円が絶対的な大差かというと、そうでもありません。なにしろ、大手航空会社は1日に複数便を運航していて、午前出発、午後帰着などの使い方が可能。定時運航率でも定評があります。貴重な休みをつぶして海外旅行に行くのなら、なるべく利便性の高い便に乗って、定時に行って帰りたい、と思う人も多いのではないでしょうか。

また、6,980円というのは、最低価格で予約した場合の話。実際にエアアジアのサイトで検索してみると、6,980円で予約できる日は少なく、1万円を超える日もしばしば。こうなると総額で往復2万円台半ばになり、絶対的な価格の手ごろ感は減ります。

賢い使い方としては、LCCを片道ずつ組み合わせる、という方法があります。たとえば、エアアジアのソウル行き便は午後出発で14時15分発でやや遅め。しかし、イースター航空という韓国のLCCなら、12時10分発というのがあります。どちらも片道ずつ航空券を購入することができますので、行きはイースター航空、帰りはエアアジア、と組み合わせるのもいいでしょう。場合によっては、往復どちらかで関西空港を経由するという手段もあります。LCCの長所は、片道ずつ航空券を買える、ということですから、これを活用していろんな組み合わせを考えてみましょう。

また、LCCに対抗して、大手でも特別な割引運賃を出してきている会社もあります。たとえば、アシアナ航空は最低運賃で燃油サーチャージ込み往復24000円というプランもあります。年齢制限がありますが、ANAも「ANA創立60周年記念 エコ割ユース」という2万円台の割引を登場させています。こうしたプランを使えば、それほど差はなくなり、LCCでも大手でも便利なほうを使う、というのが賢い使い方になりそうです。