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ゆいレール延伸

ゆいレール(沖縄都市モノレール)は、那覇空港~首里間12.9kmを結ぶモノレール路線です。首里から、てだこ浦西まで延伸する計画があり、建設中です。開業予定は2019年春です。

ゆいレール延伸の概要

ゆいレールの延伸計画は、首里駅から、石嶺駅などを経て、てだこ浦西駅へ至る約4.1kmです。首里から沖縄国際センター方面へ進み、浦添前田で浦添西原線に入り、沖縄自動車道との結節点に、てだこ浦西駅を設けます。てだこ浦西駅の手前は地下構造になります。

新設駅は4駅で、石嶺駅、経塚駅、浦添前田駅、てだこ浦西駅が設けられます。てだこ浦西駅には、パーク&モノライドが併設され、駅周辺までクルマで来てモノレールを利用することができるようになります。また、高速バスターミナルも併設しますので、沖縄県中北部と那覇市内のアクセスが便利になります。

画像:沖縄県

那覇空港駅~てだこ浦西駅間の所要時間は38分です。事業費は525億円で、2030年の需要予測は約5.1万人とされています。延長区間の開業予定は2019年春です。

ゆいレール延伸の沿革

沖縄にモノレールを作る計画は、1972年の本土復帰以来、議論されてきました。1975年に、国・沖縄県・那覇市で構成される「都市モノレール調査協議会」を設置。1981年の「沖縄県総合交通体系基本計画」では、「モノレ-ルの計画は那覇空港~西原入口間(沖縄自動車道との連結)にわたり整備を図る」と位置づけられています。

このうち、那覇空港~首里駅を第1期とし、首里駅~西原入口を第2期としています。1982年9月には、運営主体となる第三セクター「沖縄都市モノレール株式会社」が設立されました。

着工へ大きく動き出したのは、1994年以降です。沖縄県・那覇市と既存交通機関のバス会社との間で基本協定や覚書が締結され、1996年3月に沖縄都市モノレールが那覇空港~首里間で軌道事業の特許を取得。2003年8月に同区間が開業しています。「ゆいレール」という愛称で、営業運転を開始しました。

第2期となる首里駅~西原入口については、開業後すぐに議論になり、2006年度に「沖縄都市モノレール延長検討委員会」を設置。延長ルートについて検討が行われ、2008年3月21日に「浦添ルート案」の推奨が決まりました。

その後、西原入口は「浦西」という仮称になり、2011年8月30日に首里~浦西(仮称)間の軌道事業の特許申請が行われ、2012年1月25日に認可されています。2013年に延伸工事着手、2014年12月26日には、延伸区間の駅名が、石嶺駅、経塚駅、浦添前田駅、てだこ浦西駅に決定しました。ゆいレールの首里~てだこ浦西間の開業予定は2019年春となっています。

ゆいレール延伸のデータ

ゆいレール延伸のデータ
営業事業者 沖縄都市モノレール
整備事業者 沖縄都市モノレール
路線名 沖縄都市モノレール線(ゆいレール)
区間・駅 首里~てだこ浦西
距離 4.1km
種類 跨座式モノレール
軌間 --
電化方式 直流1,500V
単線・複線 複線
開業予定時期 2019年春
備考 --

ゆいレール延伸の今後の見通し

ゆいレールの首里~てだこ浦西間の延伸工事は順調です。道路に導入空間がおおむね確保されていることもあり、開業予定が大きく遅れることはなさそうです。

ゆいレールの当初構想は、沖縄自動車道への接続ですので、てだこ浦西までの開業で一段落となります。ただ、てだこ浦西から先、沖縄市方面への延伸構想も存在します。

実際、てだこ浦西駅は分岐器が延伸に対応した構造になっており、沖縄自動車道と交差して琉球大学方面へ延ばすことができるよう設計されています。ルート選定でも、浦添案に決定した理由の一つとして、将来の宜野湾方向への発展性が挙げられていますので、さらなる延伸の可能性は十分残されているといえます。

一方、沖縄県では、沖縄鉄軌道の建設構想もあります。これが実現すれば、ゆいレールを宜野湾市や沖縄市まで延伸する可能性は小さくなるでしょう。

なんであれ、延伸するにしても、とりあえずは文教地区である琉球大学エリアまでが当面の検討課題となりそうです。

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