「冬のヌプリ号」はニセコツアーに最適? JR北海道は冬もイベント列車を多彩に運行へ。「SLはこだてクリスマスファンタジー号」も再登場。

この夏、「北海道デスティネーションキャンペーン」で、多数のイベント列車を運行したJR北海道。「北海道一周号」などはチケットは発売即完売など、人気は上々でした。それに味を占めて、というわけなのか、秋冬にもイベント列車が多彩に運転されるようです。

まず、道南エリアではクリスマスまでの12月に「SLはこだてクリスマスファンタジー号」を運転。これは2010年から走り始めたもので、もはや定番化していく様子です。

SLはこだてクリスマスファンタジー号の2011年乗車証明書

運転区間は函館~大沼公園、途中停車駅は五稜郭です。今年の時刻はまだ発表されていませんが、参考までに昨年の時刻を書いておきましょう。

1号 8:35(函館発)→9:15(大沼公園着)
2号 10:10(大沼公園発)→11:01(函館着)
3号 13:45(函館発)→14:48(大沼公園着)
4号 15:49(大沼公園発)→16:27(函館着)

また、この夏に運転されて人気となっている「ヌプリ」が冬も登場。その名も「冬のヌプリ号」です。運転区間は函館~札幌間で、函館本線の「山線」を通ります。この時期はニセコのスキーが楽しめます。函館から山線経由でニセコスキーというのは、近年にないルートですが、JR北海道としては、北海道新幹線新函館開業時に新ルートとして定着を狙っているようです。

そのほか、「SL冬の湿原号」、「流氷ノロッコ号」、特急「オホーツクの風」、特急「旭山動物園号」といったも定番列車も例年同様に登場するようです。

冬の北海道は、日本離れした景観が魅力。夏とは違った厳しい環境が心を打ちます。ぜひおでかけしたいものですね。

広告
前の記事JALの特典航空券優先フライトは、マイラー殺到せず平穏な滑り出しか。11月、12月は1日3往復設定へ。
次の記事成田空港アクセス、都内から格安で行く方法まとめ。格安バスも魅力だけれど、結局京成電車が一番安い?