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若桜鉄道が保有車両を観光仕様に改装し、2018年度に投入へ。乗客2割増目指す

鳥取県の第三セクター・若桜鉄道が保有車両のうち3両を観光車両に改装することを決めました。同社の現役車両は4両ですから、4分の3が観光車両になります。日本海新聞が報じました。

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WT3000形3両を改修

若桜鉄道では、WT3000形3両とWT3300形1両の計4両のディーゼルカーが現役車両として運用されています。日本海新聞2015年11月14日付によりますと、1987年に製造された車両3両を観光車両に改装することを決めたそうで、WT3000形3両を指すとみられます。

これら3両は雨漏りが発生するなど老朽化が進んでおり、電気配線の大がかりな修繕を含む大改修が必要となっていました。その改修を機に客車を観光車両化として改装することを決め、座席などの客車を一から作り直すそうです。

改修費用は1両当たり約5000万円。2015年度中にコンセプトデザインを決め、2017年度から1年に1両ずつ改装工事を進めます。最初の1両は2018年度の運行開始を目指します。

若桜鉄道写真:鳥取県ホームページ

観光路線化で乗客2割増めざす

デザインは木の温かみを活かしながら、座席の配置や数などは通学や通勤の利便性を損なわないよう配慮するそうです。和歌山電鐵のたま電車などをイメージしているように思えますが、それよりももっと観光寄りになるのでしょうか。

若桜鉄道は近年輸送量が伸び悩んでおり、地域輸送路線から観光路線への転換を進めています。2014年度の乗客数は約34万6000 人でしたが、若桜町の総合戦略によると、これを2019年度に約41万人に伸ばしたいとしています。約2割の増加を目指しているわけですが、人口減少のなかで、これを達成するには観光客を呼ぶほかありません。

そのため、SLの運行を目指すなどの施策も試みています。今回の車両改装も、そうした流れに乗ったものとみられ、応援したいところです。

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