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台湾LCCのVエアが運航停止へ。日本6路線の格安航空会社が就航1年で姿を消す

台湾の格安航空会社LCCのVエアが、10月1日には全便の運航を停止します。親会社であるトランスアジア航空と合併する方針を明らかにしており、会社をたたむようです。理由は業績不振のようで、日本に6路線を展開する海外LCCが、就航1年程度で姿を消すことになります。

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2015年9月に茨城へ初就航

Vエアはトランスアジア航空によって設立されたLCCで、2015年2月に台北~バンコク線で定期航路に参入しました。タイワンツキノワグマのロゴマークがシンボルです。日本路線は2015年9月に茨城へのチャーター便で初就航し、定期路線は同年12月の中部線が最初です。

現在は、台北(桃園)を拠点として、茨城、羽田、中部、関空、福岡、那覇、釜山、バンコク(ドンムアン)、チェンマイの9路線を運航しています。ご覧のように日台路線が中心ですが、最近の日本・台湾間は大手航空会社にくわえて日系LCC3社やタイガーエア台湾が運航しており、競争が厳しくなっていたようです。

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画像:Vairフェイスブック

福岡線はトランスアジア航空が引き継ぎ

Vエアの搭乗率は伸び悩み、羽田と茨城路線については、9月に運休することを発表していました。トランスアジア航空への合併にともない、10月以降の全路線の運航を停止することを明らかにしています。

親会社のトランスアジア航空は、台北~福岡線・チェンマイ線のみ引き継ぎます。トランスアジア航空便がある台北~関西、那覇線は振り替えをします(トランスアジア航空の那覇線は10月29日まで運航)。それ以外の路線の予約者には、全額払い戻しの対応をするそうです。

日本のLCCでは、ジェットスター、ピーチ、バニラの3社は最近好調ですし、日台路線は訪日客の増加にともなって活況を呈しているように見受けられます。一方で、人気路線はLCC各社の競合が増えており、後発の航空会社には厳しい環境になっているのかもしれません。

利用者としては、航空会社の選択肢は多い方がいいので、運航停止は残念です。(鎌倉淳)

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