アメリカ横断ウルトラクイズの最高傑作「第13回」が再放送へ。伝説の準決勝の会場へ行ってみた

アメリカ横断ウルトラクイズの再放送が行われます。再放送されるのは、ウルトラクイズ史上でも最高傑作と言われる「第13回大会」。激戦となった準決勝を、今も覚えておられる方は多いのではないでしょうか。

ウルトラクイズの再放送は、2014年6月の「第12回大会」に続いて2回目です。オンエアするのはファミリー劇場。「第13回」は2015年1月29日に第1週分が放送され、以後毎週木曜夜という懐かしい時間帯に計5回の放送が予定されています。

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クイズが尽きてしまった大激戦

第13回の見どころは、なんといっても準決勝です。4人の参加者が2つの決勝枠を巡って争うのですが、「通過クイズ」で互いに何度も阻止。なかなか決着が付かず、ついに用意していたクイズが尽きてしまい、その場で作り直したという激戦でした。オンエアされたのは20分ほどでしたが、実際には1時間以上クイズを行っていたそうです。

準決勝が行われたのは、ボルチモアのマックヘンリー要塞です。クイズそのものの見応えもありましたが、映像の背景にこの要塞が映し出されていて、その美しさにも目を奪われました。

マックヘンリー要塞

アメリカ国歌誕生の地・マックヘンリー要塞

筆者は、この場所を3年ほど前に訪れたことがあります。ボルチモアの市街地から、ウォータータクシーという小型船を乗り継いで1時間ほどかかりました。

マックヘンリー要塞は、アメリカ国歌誕生の地として知られています。米英戦争中の1814年9月13日、イギリス海軍がこの要塞に向けて25時間に渡り艦砲射撃を加え続けました。その間、いくら砲撃を受けても星条旗は倒れず、これを見た男が感動して、星条旗を称える詩を詠み、後にメロディがつけられて現在のアメリカ国歌となったそうです。

要塞の展示場ではアメリカ独立戦争のVTRが流れていて、国歌が流れると老齢のご婦人が涙を流していました。アメリカ人にとっては、それほど感動的な場所なのでしょう。

クイズ会場は要塞裏の広場

クイズが行われたのは、要塞裏にある広場です。美しく、静かな場所でした。こんな静かな場所で、賑やかにクイズをしていたのだなあ、とちょっと不思議に思えるほど、静閑な時が流れています。

アメリカ横断クイズ準決勝

あれから25年が経ちました。四半世紀ぶりにオンエアされる伝説のクイズ大会に、期待したいところです。

放送日、放送時間は以下の通りです。#1~#5までの5回分あります。

第13回アメリカ横断ウルトラクイズ放送日・放送時間

1/29(木)21:00-22:30(#1)
2/ 5(木)21:00-22:30(#2)
2/12(木)21:00-22:30(#3) 
2/19(木)21:00-22:30(#4)
2/26(木)21:00-22:30(#5)
※いずれもファミリー劇場

「第12回」も、1月1日に再々放送されます。時間は21時~28時30分で、全5回分一挙放送です。1月18日と25日にも再々放送があります。

QUIZ JAPAN 加藤就一×長戸勇人

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