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東急田園都市線が2016年1月に「6ドア車」を「4ドア車」へ置き換え開始。2017年度にも6ドア車廃止で、混雑解消はどうする?

東急田園都市線の6ドア車が、2016年1月から順次4ドア車に組み替えられます。ホームドア設置対応のためで、2017年度には6ドア車が廃止される予定。そのため、ラッシュ時などは当該車両でこれまで以上に混雑する可能性があります。

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超混雑時は4ドア車より快適

東急田園都市線では、ラッシュ時の混雑緩和のため、6ドア・座席格納車両を運用しています。2005年から5000系車両で導入されたもので、当初は5号車と8号車だけでしたが、2009年から4号車にも6ドア車が投入されています。

6ドア車は混雑時に座席が折りたたまれるため、ラッシュ時は「全員起立」状態になります。ただ、立って乗る多くの乗客からしてみれば、座席がないため立ちやすく、「超混雑時は4ドア車より快適」との声もあります。

一方、6ドア車は座席数が少なくシートの座り心地が悪いので、ラッシュ時以外は不評の声も多くあります。また、始発の中央林間駅ユーザーには、6ドア車は不人気に違いありません。

2020年度までにホームドア設置

田園都市線は、ホームドアの導入にあたり、当初4ドア・6ドア両対応の形態を模索しましたが、断念。結局、6ドア車45両を4ドア車に置き換えて全車両のドア数を統一したうえで、ホームドアを設置することとしました。それにより、2020年までに田園都市線でホームドアの設置を完了させるとしています。

6ドア車廃止に伴い、新造4ドア車を5000系の当該編成に組み込みます。その第一編成が2016年1月12日から営業運行を開始することになりました。

6ドア車の置き換えとして導入する「新造4ドア車両」は、これまでの田園都市線5000系車両から内装を一新。車内デザインは白を基調とした明るい色調をベースに、木目調素材とグリーンがアクセントとして添えられます。

座席は、東横線で運用されている5050系電車4000番台「Shibuya Hikarie号」で採用しているハイバック仕様とし、一部席はヘッドレストを設けて座り心地の向上が図られます。

車両端にはフリースペースが配され、非常通報器や2段手すりなどが設置されるとのこと。座席上の荷物棚の位置も低くなり、低身長の旅客にも使いやすくなります。

東急5000系6ドア置き換え

別の手段で混雑緩和を

東急では、2017年度中までに田園都市線の全ての6ドア車を廃止し、4ドア車に置き換える予定です。あと2年ほどで、東急田園都市線から6ドア車が姿を消すことになります。その後、順次ホームドア設置を進めるとみられます。

ホームドアの設置優先は当然としても、ラッシュピーク時の4ドア車に乗るのはやっぱり苦行、とお考えの方も多いのではないでしょうか。東急には、別の手段で混雑緩和を図ってほしいものです。(鎌倉淳)

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