夏休みは「田中対ダルビッシュ」を見に行こう。2014年のヤンキーズ・レンジャーズ戦は7月に7試合!

2014年のメジャーリーガーのなかで、順調な滑り出しを見せたのがニューヨーク・ヤンキースの田中将大とテキサス・レンジャーズのダルビッシュ有。日本人を代表する両投手は、パ・リーグで過去4回対戦しています。田中は東北楽天イーグルス、ダルビッシュは北海道日本ハムファイターズの所属で、結果は田中の1勝3敗。ダルビッシュは2勝1敗(1勝ち負け付かず)でした。

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ヤンキースとレンジャーズの対戦は7試合

この2人の対決は筆者もテレビや球場で観戦したことがあるのですが、とにかく白熱した好勝負になります。球場で見たときは2人の高い意識がスタンドまで伝わってきたのを覚えています。2人がメジャーリーグに舞台を移して再び対決するのであれば、ぜひ生で見てみたいと思うのは筆者だけではないでしょう。では、その日は来るのでしょうか。

2014年のメジャーリーグの日程を調べてみると、「田中対ダルビッシュ」の可能性がある「ヤンキース対レンジャーズ戦」は7試合組まれています。7月21~24日と、7月28日~30日です。21~24日がヤンキースのホーム、28日~30日がレンジャーズのホームです。

投手ローテーションの兼ね合いがありますから、この7試合で2人が投げ合うかどうかはわかりません。ただ、もし投げ合わなくても、高い確率で2人のうちどちらかの登板試合は見られるでしょう。

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ということで、夏休みはニューヨークかアーリントンに行きたいところ。どちらも日本からのアクセスは良く、直行便で訪れることができます。ニューヨークについては説明の必要はないでしょうが、アーリントンの球場はダラス・フォートワース空港からクルマで20分ほどの距離。成田からダラスへはアメリカン航空の直行便が出ています。

球場観戦のしやすさからいえば、公共交通機関の揃っているニューヨーク。アーリントンには公共交通機関がほとんどないため、常にタクシーかレンタカーを使わなければならないので不便です。野球観戦以外の楽しみからいっても、ニューヨークのほうがエンターテインメントは豊富。ただし、チケットの入手しやすさでは、アーリントンのほうが簡単かもしれません。

田中との対決で楽しみなのはダルビッシュだけではありません。かつての同僚・シアトルマリナーズの岩隈久志投手との投げ合いも見てみたいところ。岩隈は現在故障者リストに入っていますが、復帰まではそう遠くないようです。

ヤンキースとマリナーズは、2014年は6試合対戦が組まれていて、4月29日~5月1日がヤンキースのホーム、6月10日~12日がマリナーズのホームです。4月29日からの3連戦はゴールデンウィークにかかっていて訪れやすいですが、岩隈が復帰しているかどうかは不透明。田中のローテーションに当たるかもわかりませんので、わざわざ行っても日本人投手が見られない可能性があります。

6月の3連戦になると岩隈復帰の可能性が高そうですので、行くならこのときでしょう。6月の平日ですので休みは取りにくいかも知れませんが、そのぶん航空券などは安く済みそうです。

ちなみに、青木宣親のいるカンザスシティ・ロイヤルズとヤンキースとの対戦は、6月6日~9日と、9月5日~7日。6月がロイヤルズのホーム、9月がヤンキースのホームです。カンザスシティはミズーリ州の都市ですが、日本から直行便はありませんし、やや不便な印象です。ただ、チケットは入手しやすそうですし、なかなか観光で訪れることもない場所でしょうから、これを機会に行ってみるのも面白いかもしれません。

昨年ワールドシリーズを制覇したボストン・レッドソックスとヤンキースの試合はたくさん組まれています。4月、6月、8月、9月に対戦があります。レッドソックスに所属する上原浩治と田沢純一はリリーフピッチャーですので、行けば見られる可能性は高そうです。

ということで、今年の夏はアメリカ旅行が楽しみです。

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