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スカイマークがマイル制度導入へ。デルタ航空との提携強化で、スカイチーム入りか? 背景にニューヨーク線開設と国際線参入。

スカイマークがマイル制度(マイレージサービス)を導入するようです。

スカイマークは、これまでマイル制度のような会員制度を取ってきませんでした。かつてはクレジットカード「スカイマークカード」を発行しており、そのポイントを航空券と交換できる制度がありましたが、いわゆるマイレージサービスとは異なります。

ただし、2011年6月からデルタ航空のマイレージプログラム「スカイマイル」の上級会員などを対象に、スカイマーク便の座席を提供しています。このため、スカイマーク独自のマイル制度が始まった場合、スカイマイルと提携する可能性も高くなりました。ただし、最終的に、デルタ航空の陣営である「スカイチーム」に加盟するかどうかは明らかではありません。

スカイマーク

背景には、国際線参入があります。スカイマークは2014年に成田~ニューヨークを皮切りにA380型機で国際線に参入する計画を進めています。このA380型機はプレミアムエコノミーとビジネスクラスの座席のみが設けられることになっており、エコノミークラスはありません。ただ、A380は超大型機であり、座席を埋めるのにスカイマーク独自の営業力だけでは不安なうえ、ビジネスクラスラウンジをニューヨークに独自で設置するにはコストがかかりすぎる、などの問題点が指摘されています。

これらの問題を解決するため、デルタ航空とのコードシェア及びスカイチーム加盟に踏み切るのではないか、という観測はかねてからありました。マイル制度をスタートさせるのは、その環境整備かもしれません。マイル制度は、国際線参入に先立つ2014年1月にも導入される見込みのようです。

ただし、西久保社長の6月20日の株主総会での発言では、スカイチーム加入には後ろ向きでした。現段階では、アライアンス加盟の必要性は薄いと判断しているようです。

スカイマークは2014年から国内線で導入予定のA330-300型機についても、全席が上級クラス「グリーンシート」とされ、現在のエコノミークラスの座席は設けません。

このように、スカイマークはこれまでの「低価格路線」の色あいを薄めています。いわゆる格安航空会社LCCとは距離を置く姿勢を明確にしてきたようです。

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