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JR東日本のクルーズトレイン「四季島」の運行ルート全公開。JR北海道に乗り入れる最長ルートは走行距離2200km!

JR東日本が、2017年春の運行開始を予定しているクルーズトレイン「TRAIN SUITE(トランスイート) 四季島」の運行ルートの概要を発表しました。春夏秋は3泊4日コースと1泊2日コース、冬には2泊3日コースを設定します。3泊4日コースでは青函トンネルを越えてJR北海道にも乗り入れます。

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2017年春に運行開始

「TRAIN SUITE 四季島」は、JR東日本が新たに導入するクルーズトレインです。ディーゼル発電機とパンタグラフを装備した新車両を導入し、電化区間ではパンタグラフ集電で、非電化区間ではエンジンとモーターによるハイブリッド動力を用い、電化・非電化区間を自在に走れるという特徴を持ちます。

四季島

「四季島」の運行開始予定は2017年春。JR東日本が発表したコース概要は以下の通りです。駅名は「乗車または下車」をする駅です。コース概要と、気になるポイントを挙げてみましょう。

3泊4日コース(春~秋)

豊かな自然が四季折々に見せる風景や、自然と共にある暮らしや文化にふれる旅。
1日目 上野→日光→(車中泊)→
2日目 →函館→伊達紋別→登別(泊)
3日目 東室蘭→洞爺→新函館北斗→青森→弘前→(車中泊)→
4日目 →鶴岡→あつみ温泉→新津→東三条→上野

3泊4日コースは、おおざっぱに言うと、上野から東北・函館・室蘭線で登別に至り、奥羽・羽越・上越線経由で上野に戻る、というルートです。IGRいわて銀河鉄道線や青い森鉄道線といった第三セクターを通るほか、青函トンネルを抜けるというのがトピックでしょう。

青函トンネルは北海道新幹線開業後、架線電圧が新幹線用の交流2万5000ボルトに変更されます。そこを「四季島」が走るということは、「四季島」が複電圧車両になるのか、それともJR貨物のEH800形に牽引してもらうのか、どちらかなのでしょう。

4日目は停車駅が多いですが、「鶴岡下車・あつみ温泉乗車」、「新津下車・東三条乗車」というような形にして、途中はバス移動になるのかもしれません。

このコースの走行距離は概算で2224km。かなり乗り応えのあるコースです。

四季島3泊

2泊3日コース(冬)

雪国の冬ならではの繊細な景色や、冬の愉しみを再発見する旅。
1日目 上野→白石→松島→(車中泊)→
2日目 →青森→弘前→青森→一ノ関→(車中泊)→
3日目 →鳴子温泉→上野

2泊3日コースは、おおざっぱにいって、弘前まで東北線経由で行って帰ってくるというルートです。鳴子温泉に寄るので、陸羽東線を走ることになります。非電化区間も走れる「四季島」の本領発揮というところでしょう。

ただ、同じ路線を往復するというルートや、2泊目の車中泊の停車時間が長そうなことが、残念と言えば残念。2泊目はどこの駅で停留するのでしょうか。

四季島2泊

1泊2日コース(春~秋)

里山、棚田、ぶどう畑などのぬくもりのある風景や、その地に息づく工芸品の粋を味わう旅。
1日目 上野→塩山→姨捨→(車中泊)
2日目 →会津若松→上野

正確なルートがわかりませんが、地図を見ると、上野から武蔵野線、中央線と抜けるようです。といっても、東北線上野方から武蔵野線に直接入ることはできませんから、おそらくは常磐線経由になるとみられます。姥捨から会津若松は、しなの鉄道、えちごトキめき鉄道を抜けて直江津経由のようです。

四季島1泊

クルーズトレインの乗り入れに期待

「四季島」は全10両編成で、先頭車の1・10号車は展望エリア付き動力車、2~4号車と7~9号車がスイート、4号車がデラックススイート、5号車がダイニング、6号車がラウンジという構成です。

上記の通り電化・非電化区間を分けなく走れる長所を持ちますが、運用面でもJR線、第三セクター線の区別をつけず走行し、青函トンネルを経由して北海道にも足を伸ばすという柔軟性を見せてくれるようです。

JR北海道へ乗り入れるのなら、今後は稚内や網走、根室といった最果てエリアまでの展開も可能かもしれません。今回のルートも素敵ですが、これからさらにダイナミックなルートも期待したいところです(鎌倉淳)。

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