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青春18きっぷの2013年春以降の発売期間は例年通り? 焦点は自動改札対応と第三セクター特例の変更。

冬の青春18きっぷの発売期間が終わり、2012年に発表された全発売期間が終了しました。

例年通りなら、次の青春18きっぷは春で、発売期間は2月20日からですが、現在はまだ未発表。発売されるかどうかも含めて、JRから公式なアナウンスメントはありません。

青春18きっぷには、毎年のように廃止のウワサも浮上しています。ただ、青春18きっぷの売上は手堅く、JR東日本では毎年25万枚前後を売り上げており、大震災の混乱があった2011年度も24万枚以上の販売記録を残しました。JRグループ全体では60億円程度の売上があると思われ、これだけの優良な企画商品が廃止される可能性は低いと考えるのが自然です。となると、2013年も例年通りの発売になる可能性が高いといえます。

青春18きっぷのポスター

青春18きっぷのポスター

ただ、青春18きっぷにはいくつか課題があります。一つは自動改札への対応です。改札業務の省力化を進めるJR各社としては、青春18きっぷの自動改札対応はぜひ実現させたいところ。しかし、きっぷの性質からして、現在のルールで自動改札に対応させるのが難しいのも事実です。

また、2015年春から2016年春にかけて、北陸新幹線と北海道新幹線の新規開業を控えており、並行在来線が長い区間に渡って分離されます。当該区間での青春18きっぷの扱いをどうするのか、というのも検討課題といえます。「青い森特例」のような形も検討されているようですが、特例には問題点もあり、そのまま北陸・北海道に当てはめられるかどうかは微妙です。

こうした課題を解決するために、青春18きっぷのルールが大幅に変更される可能性はあります。「北海道&東日本パス」のような連続日利用で第三セクターも一部乗車可、という形にするのがもっともわかりやすいですが、そうなるときっぷの魅力は減りますので、売上減も想定されます。

高速バスやLCCのような格安輸送機関が台頭するなか、青春18きっぷは繁忙期のJRの有力なツールの様相も呈してきました。売上減を招くような仕様変更は避けると信じたいところです。

いずれにしろ、JR6社において、そろそろ北陸新幹線開業後の基本方針が定まる頃と思われます。2013年の青春18きっぷの発売予定・利用予定が発表されるのは2月中旬。その内容に注目です。

青春18きっぷパーフェクトガイド2012-2013

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