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ピーチが成田を「3つめの拠点」に。新千歳、福岡線を開設。中部、新千歳の拠点化も視野か

格安航空会社LCCのピーチが東京・成田~札幌・新千歳、福岡線の開設を発表しました。あわせて、成田空港を拠点化することを明らかにしました。これにより、ピーチにとって成田空港は、関西、那覇に次ぐ「3つめの拠点」になります。

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3月29日に新規就航

ピーチの成田~新千歳線、成田~福岡線はいずれも3月29日から就航で、新千歳線が1日1往復、福岡線が1日2往復です。ダイヤをみると、いずれも他空港からの送り込みによるもので、成田空港でのナイトステイはありません。

ただ、ピーチは、今回の路線開設を「関西空港と那覇空港に次ぐ成田空港拠点化の第一歩と位置付ける」と明言しています。そのため、今後、準備ができ次第、成田空港を拠点化し、ナイトステイが開始され便数も増えるとみられます。また、新千歳、福岡以外の路線を開設する方針も示しました。

ピーチの井上慎一CEOは、少し前まで「成田空港の拠点化はありえない」と明言していましたので、方針の大転換といえるでしょう。

ピーチ成田路線開設

中部や新千歳も拠点化か

さらに、「関西空港、那覇空港、成田空港以外の空港の拠点化も検討してまいります」と、拠点を拡大する姿勢を明らかにしました。今後の拠点空港としては中部空港か新千歳空港が候補に挙がるでしょう。

中部空港は24時間空港で、関西や成田から直接の送り込みができません。そのため、拠点化のメリットが大きく、有力候補といえます。一方、新千歳空港も24時間空港で、早朝・深夜の発着枠拡大が見込まれていることから、こちらも拠点化にはいいタイミングです。新千歳空港は膨大なインバウンドも魅力です。

成田を第一拠点としているジェットスターは、ピーチを本格的に迎え撃つ形になります。最近のジェットスターは、成田~福岡線のような「独占路線」でやや運賃が高止まりしていましたので、利用者にとってはピーチの進出による競争は歓迎といえそうです。

ピーチの成田~新千歳、福岡線時刻表

ピーチの新路線の運航スケジュールは以下の通りです。

◆ピーチ・成田~新千歳線時刻表
MM585 成田14:55→新千歳16:40
MM582 新千歳09:35→成田11:10

◆ピーチ・成田~福岡線時刻表
MM523 成田09:00→福岡11:05
MM525 成田13:30→福岡15:35
MM524 福岡12:20→成田14:10
MM526 福岡16:10→成田18:00

最低価格は5,000円程度に

運賃は新千歳線が片道3990円~2万3190円、福岡線が同4790円~2万3590円。別途支払手数料330円~550円と、成田空港施設使用料440円(4月8日以降)がかかります。

つまり、見た目の運賃より支払運賃は1,000円近く高くなる、ということです。これは大事なことなので覚えておきましょう。実質的な最低価格は、新千歳線が5,000円程度、福岡線が6,000円程度になります。

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