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大井川鐵道井川線が2017年3月11日に運転再開。土砂災害を乗り越え、2年半ぶり完全復旧へ

大井川鐵道の井川線の接岨峡~井川間が、2017年3月11日の始発列車から運転再開されます。大井川鐵道が発表しました。約2年半ぶりの復旧です。

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日本唯一のアプト式路線

大井川鐵道井川線は、千頭~井川を結ぶ全長25.5kmの路線です。日本唯一の運転方式となったアプト式鉄道で90パーミルという急勾配区間を走行することでも知られ、「南アルプスあぷとライン」の愛称が付けられています。

2014年9月2日に、途中の閑蔵駅の南約600m付近で大規模な土砂崩れが発生し、接岨峡温泉~井川間が不通となっていました。現在は千頭~接阻峡温泉間(15.5km)で折返し運転をしています。

大井川鐡道井川線

静岡県と中部電力が復旧工事

井川線はもともと中部電力の専用鉄道で、現在も中部電力が鉄道施設を保有しています。土砂崩れの被害以来、静岡県が治山工事をおこなう一方、中部電力が軌道山側の擁壁工事などを行い、約2年半ぶりの復旧にこぎ着けました。

災害被害から復旧できず廃止に至るローカル線が増えるなか、運行再開に至ったのは喜ばしい限りです。井川線は路線の性格が特殊なので他線との比較はできませんが、復旧後はこれまでよりも乗客を増やして、ローカル線の観光価値を高めてほしいところです。(鎌倉淳)

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