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野沢温泉スキー場に大規模改修計画。長坂ゴンドラを架け替え、リフトの本数も整理。夏に滑れる人工芝ゲレンデも設置へ。

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長野県の野沢温泉スキー場が施設の大規模改修を検討していることがわかりました。リフト・ゴンドラの本数を整理し、架け替えを実施。サマーシーズンにも利用できる人工芝ゲレンデも創設するようです。2015年度中にも計画を確定し、2020年ごろに着工します。2015年9月29日付信濃毎日新聞が報じました。

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リフト・ゴンドラを21本→16本に

野沢温泉スキー場はコース総面積297haを誇る日本屈指の大規模スキー場です。「温泉+スキー」を楽しめる日本の伝統的冬リゾート地として古くから人気で、最近は外国人観光客も急増しています。

ただ、スキー場の施設は老朽化しています。野沢温泉スキー場のリフトやゴンドラはバブル期を挟んだ1980年代後半~1990年代前半に主に導入されており、すでに19年~31年を経過しています。耐用年数が迫っているため、架け替えを含めた改修をすすめることになりました。

その際、リフトの本数を減らし、現在21本あるリフト・ゴンドラを16本程度に絞り込む方針だそうです。

長坂ゴンドラ長坂ゴンドラ(写真:野沢温泉スキー場ホームページ)

長坂ゴンドラの中間駅は廃止

野沢温泉スキー場の主力ゴンドラは「長坂ゴンドラ」です。現在は麓の長坂駅から中間駅を経由し、山頂近くのやまびこ駅を結んでいます。3,515mの長距離ゴンドラで、所要時間は約20分。このコースを変更し、途中の中間駅は廃止する方針です。一方、山頂のレストランやまびこは拡張して収容力を増やすことにします。

一方、長坂ゲレンデに隣接する日影ゲレンデでは、夏季にも利用できるスポーツ公園として整備します。幅50m、長さ600m程度の人工芝ゲレンデを設置し、夏もスキーが楽しめるようになります。そのほか、マウンテンバイクコースやドックランといった施設を設ける計画だそうです。こちらは2016年度に着工し、2017年夏の利用開始を目指します。

コース間連結は改善されるか

野沢温泉スキー場は規模も大きく、滑るのがとても楽しいバリエーション豊富なゲレンデを有しています。ただ、複数あるコース間の連結が悪く、リフトのレイアウトが今ひとつなのが難点でした。今回のリフト再配置で、こうした難点が改善されるかどうかも注目したいところです。

長坂ゴンドラに関しては、待ち時間も長いので、線形を変更し所要時間を短縮できれば、混雑解消に貢献することになるでしょう。

全国でバブル期設備の更新が進むか

バブル期に施設整備を行ったスキー場は全国各地にあります。それらのリフト・ゴンドラの耐用年数が迫っているのは野沢だけではありません。そのため、こうしたリフト・ゴンドラの更新は各地のスキー場で徐々に行われていくことになりそうです。

さいわい、スキー・スノボ人気は回復してきましたので、全国のスキー場で新しい設備が整えられることを願いたいところです。


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