台湾と日本で同じ駅名が32駅、ご存じですか? 同じ名前の方は駅長体験付きの台湾旅行に招待!

台湾の鉄道と日本の鉄道では、同じ駅名が32あるそうです。この日本と同名の鉄道駅を観光振興に活用するキャンペーンが始まりました。台湾観光局が発表しました。「台日同名駅観光プロモーション」です。

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台日32同名駅

このキャンペーンの第1段では、台湾・日本の同駅名と同じ名前の日本人を募集し、一日駅長として3泊4日の台湾旅行に招待してくれるそうです。

では、この「台日32同名駅」、ご存じでしょうか? 以下の通りです。

板橋 桃園 富岡 大山 日南 清水 追分 豊富
豊原 大村 田中 水上 新市 大橋 岡山 竹田
東海 大里 亀山 中里 新城 平和 豊田 南平
大富 瑞穂 池上 関山 竹中 横山 富貴 松山

桃園

日本統治時代の名残

台湾に行ったことがある人なら、「板橋」や「松山」あたりはご存じかもしれません。でも、それ以外にもいっぱいあるんですね。台湾の鉄道は戦前の日本統治時代に整備が進んだこともあり、日本風の駅名が多いそうです。

記者会見で、同観光局の張錫聡副局長は「違う国に32も同名の駅がある。台湾と日本の間には親近感がある」などと挨拶しました。違う国といっても、70余年前は同じ国だったのです。

このキャンペーンの応募資格は以下の通り。
・台日同名32駅のいずれかと同じ名前(姓または名、漢字表記/本名が基準)である証明書類の提出が可能な人
・日本旅券を持つ日本在住者
・同企画の主旨に賛同し、行程内のイベント・プログラムに参加して団体と同一行動がとれる20歳以上の成人
・日本発着台湾線定期便就航地からの出発が可能な人
・台湾での関連行事における取材や撮影にご協力できる人

応募は台湾観光協会東京事務所まで。

日式台湾時刻表2014年2月号

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