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ニセコ、施設の増強相次ぐ。ヒラフでキング第3リフト架け替えと乗車地点を変更、ビレッジで初心者コースとゴンドラ新設

ニセコで施設の増強が相次ぎます。ニセコグラン・ヒラフでは、ヒラフ上部へアクセスする基幹リフト「キング第3リフト」を架け替えて、トリプルからクワッドに変更。また、ニセコビレッジでは、2つのゴンドラ・リフトを新設し、山麓部に初心者用コースも整備します。

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ゴンドラから滑り込めるよう改善

現在のニセコグラン・ヒラフ「キング第3リフト」は、1985年12月に竣工した高速トリプルリフト(3人乗り)です。ニセコでも雪質のいい標高1,000メートル付近に設置されていて、滑りやすい林間コースを楽しめるリフトとして人気です。ただ、乗車地点の位置が悪く、とくにゴンドラから滑り込めない点が不評でした。

ニセコグラン・ヒラフを運営する東急リゾートサービスによりますと、この「キング第3リフト」を2016年シーズン終了後に架け替え、2017年シーズンは4人乗りのフード付きクワッドリフトに変更するとのこと。運行開始は2016年12月です。

同時に乗車位置を現在の起点から170m下部に変更し、ゴンドラ山頂駅からの乗り継ぎを改善。これにより、現在1,186mのリフトは1,356m程度に延長されることになります。また、クワッドにすることで、現在1800人/時の輸送力は2400人/時に増強されます。

このリフト架け替え工事に伴い、キング第3リフトとキング第4リフト(山頂リフト)は2016年4月3日でシーズンの運行を終了。あわせて、その周辺エリアのコースもクローズとなります。

キング第3リフト
キング第3リフト

リゾートエリア内に新ゴンドラ

ニセコビレッジでは、2016年12月を目標に通年運用可能な最新鋭のゴンドラ・リフト2基「ビレッジエクスプレス」と「アッパービレッジゴンドラ」を増設します。いずれも山麓のリゾートエリア内に設置されます。

運営会社のYTLホテルズによりますと、「ビレッジエクスプレス」は、ニセコビレッジの敷地山麓からニセコビレッジの中心部であるザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ付近までの全長830メートルを結びます。中間地点にあるレストランやショッピングエリアへの移動にも利用できるものになります。

「ビレッジエクスプレス」では8人乗りのゴンドラキャビンと6人掛けのチェアを同一リフトで混在運行させます。8人乗りゴンドラでは、日本の主要リゾートでははじめて、床がガラス張りとなるそうです。

「ビレッジエクスプレス」に沿って、初心者コースも新設されます。長さは1.2kmで、地図を見るとかなりの緩斜面の様子。雪に慣れていない外国人向けのコースのようです。2017年シーズンオープン予定です。

ニセコビレッジエクスプレス
ビレッジエクスプレス

超初心者の練習環境拡充

もう一つの「アッパービレッジゴンドラ」は全長300メートルの短いゴンドラ・リフトです。宿泊エリア「カサラ・ニセコ・ビレッジ・タウン・ハウス」付近と、新初心者コースの起点を結びます。

さらに、この初心者コース最下部付近に全長40~50mのマジックカーペットが設置され、キッズエリアを結びます。キッズなど超初心者用の練習環境か拡充されるとのことです。

ニセコビレッジは、旧プリンスホテル系だけあって、どちらかというと玄人向けのゲレンデで、初心者の練習環境は貧弱でした。斜面に「初級者コース」もありますが、難易度はやや高く、最近増えている東南アジアからの観光客に適しているとはいえません。

現在のニセコビレッジはマレーシア企業の傘下にあります。こうした状況を変えるために、初心者向けの設備を増強した、ということなのでしょう。

ニセコの魅力はさらに高まる

ニセコグラン・ヒラフのキング第3リフト架け替えは中上級者にはうれしいニュースですし、ニセコビレッジの新コースは初心者に優しいものとなりそうです。

ニセコでは、花園エリアから閉鎖中のワイススキー場までのリフト建設の計画もあり、さらにエリアが拡大する構想もあります。ニセコの魅力がますます高まることを期待しましょう。(鎌倉淳)

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