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ひたちなか海浜鉄道湊線の延伸は、2024年度開業を目指す。2018年度にも事業認可を申請へ

茨城県ひたちなか市は、ひたちなか海浜鉄道湊線の延伸計画について、2024年度の運行開始を目指すことを明らかにしました。2018年度には、鉄道事業法による事業認可を申請する方針です。

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ひたち海浜公園まで3.1kmを延伸

ひたちなか海浜鉄道湊線はJR勝田駅から阿字ケ浦駅までを結ぶ総延長14.3kmの第三セクター鉄道です。延伸計画は終点阿字ケ浦駅から国営ひたち海浜公園の西口付近を結ぶ約3.1kmで、新たに3駅を設置します。総事業費は約65億円です。

同路線の延伸は、海浜公園へ接続することで沿線の観光振興と鉄道の利用者増を狙うことを目的として、ひたちなか市などが検討してきました。2016年4月にはルート案を1案に絞り込んだところです。

阿字ヶ浦駅

2017年度中に基本計画

日本経済新聞12月2日付によりますと、ひたちなか市では、2017年度中に収支計画や運行計画、事業のスケジュールなどを盛り込んだ「湊線延伸基本計画」を策定する予定です。需要を探るため、ひたち海浜公園の来園者や沿線住民ら約3000人を対象としたアンケートも実施します。

2018年度には国に鉄道事業法による事業認可を申請し、認可されれば2019年から地権者への交渉を開始。運行開始時期は2024年度を目指します。

開業以来2番目の輸送人員

湊線は、かつては茨城交通の運営するローカル私鉄でしたが、2008年に分社化され、ひたちなか市と茨城交通が出資する第三セクター方式の鉄道となりました。最近の業績は上向きで、2016年度上半期の輸送人員、運輸収入は、開業以来2番目の好成績を記録しています。

延伸区間が開業すれば、JR勝田駅からひたちなか海浜公園間が鉄道で結ばれることになり、湊線は観光鉄道の役割が強くなるでしょう。さらなる利用者増も期待できそうです。(鎌倉淳)

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