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名松線の家城~伊勢奥津間の運転再開は2016年春。輸送密度「333」のローカル線が6年ぶり全線復旧へ。

JR東海の名松線が、2016年春に運転再開することがわかりました。三重県議会で、同県の地域連携部長が答弁しました。復旧すれば6年ぶりの全線での運転再開となります。

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15億円かけて復旧

名松線は三重県の松阪~伊勢奥津間を結ぶJR東海のローカル線です。2009年10月の台風18号により、土砂流入や道床・盛土流出など大きな被害を受けました。家城~伊勢奥津間は現在も復旧しておらず、バス代行輸送が実施されています。

名松線の輸送密度は災害前の2008年度実績で333人/日。末端部分の輸送実績はさらに悪いとみられ、JR東海は、当初復旧工事に消極的でした。しかし、三重県と津市が、復旧の前提となる治山事業・水路整備事業を実施することを受けて、JR東海も鉄道復旧に協力することになりました。JR東海が負担する復旧費用は約4億6,000万円です。三重県と津市はそれぞれ5億円程度の費用を見込んでいて、総復旧費用は15億円程度にのぼるとみられます。

名松線伊勢奥津

社会貢献レベル?

復旧工事の完了は2015年度中とされていて、最近の三重県議会での答弁によると、工事は予定通り進んでいるそうです。2015年度末、つまり2016年春頃に復旧工事が完了し、名松線全線で運転が再開される見通しとのことで、北海道新幹線開業の頃になりそうです。

輸送密度300人/日程度の路線に巨費を投じて復旧させることについては、賛否両論あるでしょう。ただ、連結売上高1兆6000億円を誇るJR東海にとっては、4億円ぐらいなら社会貢献レベルなのかもしれません。

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