ジェットスター・ジャパンが機体と機内食などを公開

格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンは、7月3日より就航を開始するジェットスター・ジャパン1号機の機内と機内サービスを公開しました。

ジェットスターの機体

公開されたのは、新造のA320型機。シートピッチは71cm以上で、総皮張りシート180席です。全日空の国内線同型機が166席なので、2列ほど詰め込まれている計算です。足もとが広いシート(エクストラ・レッグルーム・シート)もありますが、追加料金が必要です。

公開された機内食は17種類の飲み物と10種類のフードメニュー。飲み物は、アルコール飲料6種類、冷たい飲み物8種類、温かい飲み物3種類。フードメニューは弁当1種類、スープ3種類、おにぎり2種類、そば1種類、サンドウィッチ3種類です。そのほか、スナックが8種類あります。有料とはいえ、国内線でこのバリエーションは大手レガシーキャリアも見習ってほしいところですね。なお機内食は、世界最大手のケータリング会社の日本子会社であるゲートグルメジャパンが提供します。

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ジェットスター・ジャパンの代表取締役社長・鈴木みゆき氏は、次のように述べています。
「お客様は、ニーズと予算に応じてご自身の旅を自由にアレンジすることができるようになります。受託手荷物が必要なお客様、足もとの広いシートをご希望するお客様や、機内食をご希望のお客様は、オプションでご希望するサービスをご購入いただけます。このように、必ずしも必要とされないサービスを有料化することで、すべてのお客様に低運賃で空の旅をお楽しみいただけます」

ジェットスタージャパンは、当面、成田を拠点に国内6路線を運航します。ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。

【A320 型機の主要スペック】
■座 席:全席レザー、座席幅 45.42cm、平均シートピッチ(座席の前後間隔)73.66cm
■全 幅:34.1m
■全 長:37.6m
■全 高:11.8m
■胴 体 幅:3.7m■エンジン:2 x V2527-A5 インターナショナルエアロエンジン
■巡航速度:863km/時

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