北陸新幹線の4つタイプの列車名を最終予想。速達列車は「はくたか」、シャトル列車は「つるぎ」。「あさま」も存続か。

JR東日本と西日本は、2014年度末の北陸新幹線の長野−金沢間延伸開業に伴う運行体系の概要を発表しました。

それによりますと、北陸新幹線には、以下の4タイプの列車が走ります。
A「東京~金沢間直通列車(速達タイプ)」
B「東京~金沢間直通列車(停車タイプ)」
C「富山~金沢間運転列車(シャトルタイプ)」
D「東京~長野間運転列車(現長野新幹線タイプ)」

東北新幹線にたとえれば、Aが「はやて」、Bが「やまびこ」、Dが「なすの」に該当します。Cは新幹線と在来線のリレー列車です。「B」は全区間各駅停車でなく、「長野~金沢」が各駅停車と考えるのが妥当でしょう。

e7系

注目の列車の愛称はまだ未発表。Dは現行の「あさま」がそのまま用いられる様子。また、A、Bのいずれかには「はくたか」が用いられる可能性が高いでしょう。そのほか、「たてやま」「つるぎ」の商標をJR西日本が登録した、という情報もあります。

以上のことから、北陸新幹線の愛称と主な停車駅を最終予想しましょう。

A…「はくたか」(東京、大宮、高崎、長野、富山、金沢)
B…「みやび」(東京、上野、大宮、高崎、軽井沢、上田、長野~金沢間各駅停車)
C…「つるぎ」(富山~金沢・「サンダーバード」接続)
D…「あさま」(東京~長野間各駅停車)

筆者の勝手な予想なのであしからずご了承ください。また、列車により停車駅は異なります。あくまで標準的な停車駅予想です。

なお、路線名については、従来の方針通り「北陸新幹線」となります。ただ、駅での表示などで「北陸新幹線(長野経由)」と長野の文字が挿入されます。この措置はJR東日本管内だけで、JR西日本管内では「北陸新幹線」だけの表記になるようです。

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