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香港エクスプレスの新規開設、増便が禁止に。乗員不足による大量欠航で

よりによって国慶節に

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格安航空会社LCCの香港エクスプレスの新規開設、増便が香港の航空当局により禁止されました。乗員不足による大量欠航を生じさせたのが理由です。

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国慶節に大量欠航

英字紙サウス・チャイナ・モーニングポスト2017年11月9日付によりますと、香港エクスプレスは、新たな機材の導入と、新規路線の開設、増便が禁止されたとのことです。

香港エクスプレスは、10月の中国の国慶節の連休中に、香港と大阪、名古屋、ソウルを結ぶ3路線で計18便を直前に欠航しました。乗員不足が原因で、約2000人の利用者が影響を受けています。

この事件を重く見た香港の航空当局が、香港エクスプレスに対する処分として、新規開設と増便などを禁止したものです。

香港エクスプレス
画像:香港エクスプレスメディアセンター

企業統治上の問題

当局に提出された報告書によりますと、大量欠航の背景として、不十分な人事計画や、社内コミュニケーションの不備、インシデントの過小評価などがあったとのことです。

当局は同社に企業統治上の問題があったとしており、今後の新規路線の開設、増便はこれらの問題が解決されなければ許可されないとしています。香港エクスプレスは、今後6ヶ月間に「全社的に改善するために最大限努力する」との声明を発表しました。

地方のインバウンド戦略に影響か

香港エクスプレスは2017年11月16日より、香港-熊本線の運航を開始する予定です。これについて、同紙では「運航されるかは不透明」としています。

香港エクスプレスは、日本の9空港に就航しており、熊本が10空港めの就航先になります。今後も路線拡大が期待されていたアジアの有力LCCだけに、新規就航と増便禁止の措置が長引けば、日本の地方都市のインバウンド戦略にも多少の影響を及ぼしそうです。


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