波照間空港への航空路線が復活へ。第一航空が石垣路線を開設予定で調整。日本最南端の空港。

日本最南端の民間空港・波照間空港への航空路線が復活しそうです。これは沖縄県議会の質疑で明らかになりました。早ければ2015年に、石垣から波照間への航空路線が再開するとのこと。石垣~多良間間の航空路線も再開を計画しています。運航を担うのは第一航空になるようです。

波照間空港

波照間空港は日本最南端の民間空港で、かつては南西航空や琉球エアコミューターなどが石垣空港との間に航空路線を維持してきました。しかし、2008年を最後に民間の定期航路が運休。現在は緊急輸送などの場合を除き、飛行機の離発着はありません。石垣~波照間線が2015年に再開すれば、7年ぶりに波照間空港の航空路線が復活することになります。

第一航空は遊覧飛行が主力の会社ですが、2008年に那覇~粟国線で不定期航空路線事業に参入。現在は那覇~粟国、那覇~沖永良部~徳之島、那覇~慶良間を就航しています。いずれも沖縄県などの補助を受けての不定期運航で、石垣~波照間も同様の手法になるとみられます。すでに、航空機購入について国土交通省とも協議をしているとのことで、再開は現実的な調整段階に入っているようです。

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