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外環道の東名接続はいつになる?「関越道~東関東道」は6月に全通

東名までは2020年代に開業か

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東京外郭環状道路(外環道)の三郷南インターチェンジ(IC)~高谷ジャンクション(JCT)間が、2018年6月2日に開通します。開通後は、関越道から東北道、常磐道、東関東道に至る約50kmが、高速道路で繋がります。一方で、大泉JCT~東名JCT間の開業時期は見通せません。

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関越道から東関東道まで接続

外環道の三郷南IC~高谷JCT間は、埼玉県三郷市から千葉県松戸市、市川市などを通る総延長15.5kmの区間。当初は2007年度の開通をめざしていましたが、用地取得や都市部の工事が難航し、開通目標時期が4回にわたり先送りされてきました。

ようやく完成のメドが立ち、関東地方整備局と東日本高速道路(NEXCO東日本)が、2018年6月2日の開通を明らかにしました。

これにより、大泉JCTから美女木JCT、川口JCT、三郷JCTを経て、高谷JCTまでが一本の高速道路で繋がります。外環道の東半分にあたる「関越道~東関東道」間が全通し、関越道、東北道、常磐道、東関東道が直結することになります。

NEXCO東日本によりますと、東関東道から関越道への所要時間は18分短縮され、東北道、常磐道への所要時間は26分短縮されます。東北道方面から成田空港へ向かう場合、これまでより30分近く短縮されるわけで、効果は絶大と言えるでしょう。

外環道高谷開通
画像:NEXCO東日本

大泉~東名はシールド投入済み

これで外環道の約6割が開通したわけですが、気になるのは残りの4割です。

外環道は、大泉JCTから東名JCT(仮称)を経て湾岸道路までの計画があります。このうち、大泉JCT~東名JCT間16.2kmが建設中で、東名JCT~湾岸道路の約20kmはルートすら確定していません。

外環道全体図
画像:東京外がく環状国道事務所

建設中の大泉~東名間は、当初、2020年の東京オリンピックを目指すとされていましたが、その後、「完成時期は見通せない」として、開通時期未定となりました。

2018年3月28日に開かれた、「東京外かく環状道路(関越~東名)事業連絡調整会議」では、用地買収については約9割が終了したものの、区分地上権の取得は面積ベースで75%にとどまっており、「少なくとも2020年東京オリンピック・パラリンピックまでの開通は困難である」と発表されました。

大都市の道路建設がスケジュール通りに進まないのはよくあることですが、とはいえすでにシールドを投入しているので、2020年代のうちには完成するでしょう。

外環道東名まで
画像:東京外がく環状国道事務所
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東名以南も一括整備へ

東名以南については、2016年に「東京外かく環状道路(東名高速~湾岸道路間)計画検討協議会」が設立され、整備の具体化に向けた検討が進められています。この協議会は、国交省、東京都、川崎市の3者がメンバーです。直近に行われた2017年12月の会合では、概略ルートの比較などが行われました。

結果概要によると、「羽田空港に向かって計画化していくことが重要であり、東名高速から湾岸道路間の全線について具体化する必要がある」とし、東名~湾岸間の一括整備の方向性が示されています。

湾岸道路との接続に関しては、「川崎側に接続することにより、川崎縦貫道路の計画との一本化が図れる」との意見が出されたとしています。

川崎縦貫道路事業は、川崎浮島JCT~国道15号間がⅠ期区間で、川崎浮島JCT~大師JCT間が開通済みです。Ⅱ期区間が国道15号~東名高速間約14kmで、これを外環道と統合しようという意見です。

多摩川両岸に高速道路がそれぞれ整備するのは合理的といえないので、川崎縦貫道路と一体化したうえで、現行の川崎縦貫道路Ⅰ期区間に接続させる形での整備が、現実的な印象を受けます。

結論は今後の議論に委ねられますが、東名以南の完成は全く見通せず、2030年代以降になるのは間違いなさそうです。(鎌倉淳)


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