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JR高速バス「ドリーム号」東京~京阪神線の新運賃表。変動型運賃「得割」を導入し「早売」は廃止

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JR高速バスの「ドリーム号」などが運転する東京~京阪神路線で、2017年7月より新運賃制度が導入されます。従来の「早売5」「早売1」を廃止し、「得割」という変動型運賃が設定されました。

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乗車当日まで購入可能

東京~京阪神線のJR高速バスは、これまで、早期購入割引として、「早売5」(乗車日の5日前までに購入)、「早売1」(乗車日の前日までに購入)がありました。これらは座席の種類が同じならどの便でも同額でしたが、2017年7月1日乗車分から、運賃を改定するとともに「得割」を導入し、乗車当日まで購入可能な変動型運賃に移行します。

得割では、便ごとに割引販売の席数が予め設定されます。席数の範囲内で乗車当日まで割引価格で購入でき、割引席が満席となった後も、発売状況により、割引席を追加設定する場合もあります。

価格は乗車日や利用時間帯によって異なります。座席の種類が同じでも、便によって割引席数や価格が異なる場合があります。

得割では、乗車変更はできません。変更の際は、一旦払い戻しのうえ、再度購入となります。払い戻しには手数料がかかり、乗車日12日前まで100円、11日前から乗車時刻までが20%です。

グランドリーム号
画像:JRドリーム号ウェブサイトより

東京~京阪神に設定

得割の対象便は、以下の通りです。東京~京阪神間のJR高速バスに導入されます。

[昼行便]
グラン昼特急号、東海道昼特急号、中央道昼特急号、青春昼特急号

[夜行便]
ドリームルリエ号(アドバンスクラス)、プレミアムドリーム号(スーパーシート)、グランドリーム号、青春エコドリーム号

運賃は以下の通りです。

普通運賃 得割運賃
ドリームルリエ号・プレシャスシート(2列) 13,000~18,000
ドリームルリエ号・アドバンスクラス(3列) 10,000~12,500 8,500~11,500
プレミアムドリーム号・プレミアムシート(2列) 11,000~14,500 9,800~13,500
プレミアムドリーム号/グランドリーム号/ドリーム号(3列) 6,000~11,000 5,800~10,800
青春エコドリーム号(4列) 4,000~9,700 3,500~9,200
グラン昼特急号/東海道昼特急号/中央昼特急号(3列) 5,400~7,500 4,500~6,700
青春昼特急号(4列) 4,000~5,900 3,000~4,800

こども運賃は普通運賃の半額、「得割」のこども運賃は得割運賃の半額です。学生割引は、普通運賃の500円引きとなります。ただし、夜行バスの4列シートと昼行バスの学生割引はありません。

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横浜線には「ハマの得割」

このほか、横浜~京都・大阪線でも、運賃改定と「ハマの得割」が導入されます。価格は以下の通りです。

普通運賃 ハマの得割運賃
グランドリーム横浜号(3列) 5,000~12,500 4,500~11,000
青春ドリーム横浜号(4列) 3,300~10,000 3,000~9,000
横浜グラン昼特急号(3列) 4,000~9,000 3,500~8,000

「ハマの得割」は「得割」と同様の割引運賃ですが、こども運賃はありません。

金曜夜の価格は上がる?

全体として、価格を見ると、「早売」と大きくは変わりません。

一般論としては、変動型運賃を導入した場合、繁忙期の運賃は高めになり、閑散期は安めになります。そのため、今回の運賃改定でも、金曜日の夜行便などは実質値上げになる可能性もあります。

利用者にとって使いやすくなるかは、実際の便ごとの価格設定を見てみないとなんともいえません。乗車当日でも割引乗車券の購入可能性がある、という点では改善といえるでしょう。

払戻手数料は「早売」も「得割」も同じです。(鎌倉淳)


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