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東京・渋谷の「道玄坂」と「宮益坂」で、歩道が拡幅、自転車レーンも設置。車線は片側1車線に

東京・渋谷の「道玄坂」と「宮益坂」で、自転車レーンが創設され、歩道も拡幅されることがわかりました。代わりに車道幅が縮小され車線も減少されます。日本経済新聞が報じました。

同紙によりますと、2020年ごろまでに、現在は片側2車線の車道をそれぞれ1車線に減らし、歩道幅を2メートル程度広げます。歩道は現在、幅3.5メートルありますが、これが5.5メートルになります。車道と歩道の間だに自転車レーンも整備されるようです。

同時に、歩道の塗装も見直され、凹凸の少ない舗装に変更されます。街路樹のケヤキも若い木に植え替えられます。道玄坂上交差点から宮益坂上交差点まで、道路の一面リニューアルといえます。

道玄坂と宮益坂の人通りの多さを見れば、歩道の拡幅は妥当な施策といえます。そのために2車線の道路を1車線にするというのもやむを得ないでしょう。そもそも、道玄坂も宮益坂も違法駐車の車両が列をなしていて、実質的には現在でも1車線です。違法駐車車両に占有させておくくらいなら、そのスペースを歩道や自転車レーンに充てるというのは、駐車をしていない圧倒的多数の便益にかないます。荷さばきスペースをきちんと作れば、業務用車両への影響も少ないでしょう(そもそも違法駐車だらけで、現状ですら停めにくいのですから)。

こうした「実質的に駐車スペースになっている車線を潰して歩行スペースにする」という政策は、すでに各地で数多く行われています。ただ、東京の繁華街のど真ん中の渋谷で行われるのにはちょっと驚かされました。

自転車レーンの設置も歓迎すべきでしょう。これは渋谷に限った話ではなく、自転車と歩行者の分離は全東京の課題です。自転車レーンといってもさまざまな形がありますが、歩行者と自動車が物理的に完全に分離される形態が望ましいでしょう。

ところで、外国人が日本に抱くイメージの一つが渋谷駅前ハチ公口で、道玄坂、宮益坂を含む渋谷界隈は、いまや世界的な観光地の一つです。その大リニューアルですから、観光的な魅力も損なわないことも願いたいところ。外国人から見た渋谷の魅力は「電子的猥雑さ」のようです。ネオンやモニターがきらめき、世界的にも珍しい大雑踏が渋谷のおもしろさですから、無機質な通りにはしてほしくないものです。

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