JR北海道の「旭山動物園号」リニューアルデザインを発表。7月13日から8月末まで毎日運転

JR北海道の観光特急「旭山動物園号」のリニューアルデザインが公開されました。旭山動物園号は、札幌と旭川を結ぶ観光特急で、旭山動物園(旭川市)への訪問客がターゲット。これまでも家族連れに人気でしたが、この春の運転を終えた後、リニューアル作業を行ってきました。

車両のデザインを担当したのは、元旭山動物園飼育係で絵本作家のあべ弘士氏。「地球の仲間と出かけよう」をコンセプトに、1号車の車体正面にはキリンが、5号車の車体正面にはホッキョクグマが描かれました。

旭山動物園号

各車両にテーマが設けられていて、1号車は「草原のサバンナ号」、2号車は「熱帯のジャングル号」、3号車は「北海道の大地号」、4号車は「鳥たちの大空号」、5号車は「極寒の銀世界号」となっています。外観・車内ともこれらのテーマに合わせたデザインです。1号車のカーペット敷きフリースペース「モグモグコーナー」はサバンナのイメージで一新され、各車両に設置された記念撮影用の座席「ハグハグチェア」も新しくなります。

鉄道で旅する北海道

新しいデザインの特急「旭山動物園号」は2013年7月13日より運行開始し、8月31日まで毎日運転。9月も土日祝日を中心に運行されます。運行区間は札幌~旭川間。時刻表は札幌駅8時30分発、旭川駅10時07分着、旭川駅16時05分発、札幌17時46分着です。

JR北海道では、旭山動物園の入園券や旭川駅~旭山動物園間の往復バスがセットになったお得なきっぷ「旭山動物園きっぷ」も発売中。札幌駅発着5,900円、新千歳空港駅発着7,900円です。旭川駅まで特急列車自由席で往復できます。また、別途指定券(片道510円)の購入で「旭山動物園号」にも乗車できます。

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