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エアドゥがパイロット不足で新千歳-広島線を廃止。ANAが穴埋め

乗員不足が事業計画にカゲ

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エアドゥが2017年10月からの冬ダイヤで、新千歳-広島線を廃止することを明らかにしました。また、新千歳-仙台、中部線を減便し、全体の運航本数を削減します。理由はパイロット不足。かわりに、ANAが新千歳-広島線を復活させます。

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2年前に逆戻り

エアドゥの新千歳-広島線は、2015年10月に開設されました。当時運航されていたANA便を引き継ぐ形で、エアドゥでの運航に切り替わったものです。それから2年で、エアドゥが撤退し、ANAが再開します。元の形に戻るわけです。

エアドゥの2017年冬ダイヤでは、このほか、札幌-仙台線と中部線を減便。仙台線は現在の1日5往復を同4往復に、中部線は1日3往復を同2往復に減らします。エアドゥ全体で1日3往復を削減し、毎日運航するのは11路線33往復とします。

各社報道によると、エアドゥの運航便数削減は、パイロット不足が原因とのこと。運航を安定させるため、便数を削減したそうです。広島線は同社の最長路線で、ナイトステイも行っていたわりに搭乗率が振るわなかったため、廃止の対象となったとみられます。

ADOとANA

事業計画にカゲ

よく知られている通り、パイロットは世界的に不足しています。国土交通省も数年前から対策に本腰を入れはじめ、自衛隊操縦士の民間活用の再開や、操縦士年齢の上限引き上げなどをおこなってきました。若手操縦士育成の促進策も始めています。

ただ、そうした施策でも追いつかず、乗員不足は航空各社の事業計画にカゲを落としています。今回のエアドゥの減便は、それが顕在化した例といえそうです。


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