ジェットスター・ジャパンが手数料をまた値上げ。今度はコールセンター・空港手数料など4種類。空港の追加手荷物は50%アップ

ジェットスター・ジャパンが2013年5月29日から手数料を値上げします。値上げされる手数料は以下の通りです。

・コールセンター・空港手数料: 1800円→2700円
・アップフロント・シート(予約時): 400円→420円
・変更手数料(web上での変更): 3100円→3150円
・受託手荷物(空港での追加購入1kg): 500円→750円

ジェットスター・ジャパンは2013年4月10日に支払手数料を200円→300円に値上げしていますので、2ヶ月連続の値上げとなります。

ジェットスター手数料改定

前回の支払手数料値上げと違い、今回はウェブで予約して普通に乗る利用者にはほとんど影響はありません。目を引くのはコールセンター・空港での予約者にかかる手数料が大幅値上げとなった点。それと、空港での受託手荷物追加1kgあたり250円も結構なアップ幅で、なんと50%値上げです。いずれも、スタッフの人件費が大きいものです。

日本の国内線LCCは、低手数料でスタートしました。しかし、それでは立ちゆかないのか、少しずつ高手数料にシフトしていっているようです。ジェットスターだけでなく、ピーチ航空でも5月22日に諸費用の値上げを行っています(「ピーチ・アビエーションが2013年5月22日より座席指定料と手荷物料金を値上げ」参照)。

残念なのは、LCCでは値上げ告知があまりなされない点。今回のジェットスターの値上げでも、ウェブサイトに告知はされているのですが、注意深く見てないとわかりません。また、メールマガジンでも、筆者が探した限りでは告知はありませんでした。

セールばかりPRして、値上げはこっそり、という態度では、なかなか信頼は得られないと思うのですが。

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